6月30日13:00頃、職域接種でCOVID-19 のワクチン接種を受けた。接種後、左肩の痛みと倦怠感があったので鎮痛剤を服用(バファリン)。その夕刻はまったくもって無気力で、近所で夕食を食べて寝た。
翌朝はそのような倦怠感は消えていたが、左肩は痛い。さほどではないが。
子供の頃には、結核流行の余韻がまだあり、赤痢やコレラの流行、日本脳炎の危険などを聞かされ、常に感染病のリスクのなかにあった。予防接種でそのようなリスクを国民全体で抑えていった記憶が生々しい。グローバル化のもと、高速に病原菌が流布する時代となり、そのような過去に戻るという逆説に驚いてしまう。同時に、僅かな期間でワクチンが配布される(金がある国だけだが)科学の力にも驚く。
哀しく、怒りを覚えるのはマスコミ(特に新聞)が反科学の温床となっていること。またそのような気風が一部の政党にも感じられること。結果的には、政府の不作為を後押し、だけではなく、リスクがあることを忌避する今の日本の風潮を作っている。
大手マスコミが、日本社会の退行現象の尖兵であることが白日のもとに晒された、のではないか。