Pat Martino: Nightwings (1994)　フィル・ウッズとパット・マルティーノは

Pat Martino: Nightwings (1994, Muse Records)
1. Draw Me Down(Pat Martino) 11:54
2. Portrait(Pat Martino) 8:04
3. Villa Hermosa(Pat Martino) 15:59
4. I Sing The Blues Every Night(Pat Martino) 7:32
5. A Love Within(Pat Martino) 6:28
6. Nightwings(Pat Martino) 6:34
Pat Martino(g),Bob Kenmotsu(ts), James Ridl(p), Marc Johnson (b), Bill Stewart(ds)
Producer, Engineer: Paul Bagin
Recorded May 27, 1994 at Sound on Sound Studio, NYC.

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どうも本当にMuse最末期のアルバム。このあと何処に売られたのか、Museの再発はメタメタやね。そもそボクがレコード蒐集に戻ったのは、Museとかの70年代のアルバムの入手性の問題が大きくて、なんだよね。

それはともかく、本作はInterchangeの次作：

Pat Martino: Interchange (1994) こんなアルバムが気持ち良かったりする - K’s Jazz Days

と云っても、録音は２ヶ月違い。同じ味付け。復帰後は、1970年代のアルバムのように妖気漂う、という感じはなくなっている。割と爽やかに速度感を楽しませてくれる。折角、マーク・ジョンソンを使っているのに、前作は電気増幅音が不味く、本作はオフ気味。録音が雑なのだ。レーベル末期の哀しさ。だから21世紀に入ってからのアルバムのほうがよろしい。

とにかくフィル・ウッズとパット・マルティーノは速度感を楽しむ、そんなアルバムで良いのだ。

サブスクは前作のInterchangeと抱合せ。