K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Pat Martino: Interchange (1994) こんなアルバムが気持ち良かったりする

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Pat Martino: Interchange (1994, Muse Records)
1. Catch(Pat Martino) 7:02
2. Black Glass(Pat Martino) 6:51
3. Interchange(Pat Martino) 10:32
4. Just For Then(Pat Martino) 7:40
5. Blue In Green(Miles Davis) 8:53
6 Recollection(Pat Martino) 9:51
Pat Martino(g), James Ridl(p), Marc Johnson (b), Sherman Ferguson(ds)
Producer, Engineer: Paul Bagin
Recorded at Systems II, Brooklyn, NY on March 1, 1994.
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1970年代のマルティーノを聴いてみようと音源を探したら、これが気持ちよかった。1990年代だった。この時期にMuseが残存していてビックリ。末期も末期だと思うが。

ベースの音のバランスが気になる。

[2017-07-25] こんなアルバムが気持ち良かったりする

脳の障害から復帰してから数年のアルバム。1970年代のMuseでのアルバムほどの鬼気迫る迫力、のようなものはないが、やはり速い曲は面白い。指が速く動くということと、音にスピードがある、ということは全く同じでない。音の連鎖が生む、音場の変化の早さ、あるいは脈動の早さに結実させねばならない。マルティーノのギターは、そういった意味で、指の速さ以上に、スムースな速さを聴き手に送り込む、から好きだ。ただただ、その流れに浸れば良い。

近年のオルガンでのトリオがいいなあ、と思うが、これもいい。マーク・ジョンソンがひたすらタイム・キープというのが可笑しいが、これも気持ち良い。名作ってことはないが、こんなアルバムが気持ち良かったりすることを思い出した。

生で聴きたいなあ。

サブスクは次作のNightwingsと抱合せ。

Interchange

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