Gerd Dudek/The Quartet: Dedications (1983, Konnex Records)
A1. Noah II (Ali Haurand) 10:32
A2. The Furnace (Tony Oxley) 12:33
B1. Starting Point (Rob van den Broeck) 5:24
B2. November Light (Rob van den Broeck) 7:44
B3. Chant Nr. II (Tony Oxley) 2:09
B4. Witches (Gerd Dudek) 4:25
B5. Connections (Rob van den Broeck) 2:50
Gerd Dudek(ts,ss), Bob van den Broeck(p), Ali Haurand (b), Tony Oxley(ds)
Recorded by Max Bolleman
Producer: Manfred Schiek
Recorded December 23th, 1983 at Studio 44, Monster/Holland
https://www.discogs.com/release/2878613-The-Quartet-Dedications
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原田さんご推奨のGerd Dudekのアルバムを入手した。アンビエントのようなジャズの少し外側や、欧州ジャズについては、原田さんの情報を結構参考にさせて頂いている。好みにピタッと合う確率がすこぶる高い。ECMを高い密度で聴く経験への信頼、からすると全く妥当なことだよね:
8月24日(土)、8月三度目の営業を無事に終える事ができました。SNSの9月入院のお知らせをご覧になって心配されてお運びただいた方もおられて、誠にありがとうございます。
— GEKKO SABOH ー 月光茶房 (@gekko_saboh) 2024年8月26日
24日はジャズからスタートして徐々にサウンドスケープやエレクトロニカがジャズを侵蝕してゆく選盤でした。
pic3は独サックス奏者 pic.twitter.com/CGK1dGRtKm
Gerd Dudekは本田竹廣との共演盤しか知らなかった。全く印象に残っていない。そんな理由か、安価に入手できた。
聴くと実に愉しい\\si,好みに合う。これは1984年の録音なのだけど、1970年代の日本のアルバムと通底する、コルトレーン後を乗り越えた力強さが溢れている。植松孝夫、高橋知己、峰厚介、山口真文と名前が次々出てくるが、TBM、日本コロンビア、トリオなどの数々のアルバムが思い起こされる。米国の奏者達には新主流派後の迷走感を感じる(個別の奏者はともかく)。だから新主流派の後、当時の日本のジャズこそ、その後継たる匂いを感じている。多くのアルバムでの演奏は迷いのなさが、いいなあと思う。近年の英BBEでの再発も、まさにそんな匂いを感じさせるものが多い。
まさか、西独の奏者に同じ匂いを感じるとは、というのが今回の驚き。1970年代の日本のアルバム。この演奏は1980年代だけど。同時期の西独の奏者は、Enjaから出ていたBennie Wallaceくらいしか聴いていないな。彼も、この世界の音だ。当時の西独がちょっと気になってきた。
追記:
オクスレイが時折見せる変な打音がらしくて良い。ビル・エヴァンスとの共演からインカスのアルバムまで。好きな奏者。