K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

David Murray: Last of the hipman (1978) 個人的にはマレイのベスト

David Murray: Last of the hipman (1978, Red Record )
A. Monk's Notice 21:41
B1. Patricia 13:17
B2. Last Of The Hipman 10:34
David Murray(ts), Lawrence "Butch" Morris(tp), Johnny Dyani(b), George Brown (ds)
Producer: Alberto Alberti, Sergio Veschi
Recorded on 30 January 1978 at the Faculté des lettres Mont Saint-Aignan in Rouen, France.

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デジョネットのSpecial editionを聴いて、すっかり気に入ったアーサー・ブライスとデヴィッド・マレイ、格好良かったな。その後に入手したのが、マレイのこのアルバム。冒頭から稠密にに音を叩き込む熱度、にクラっときた。それが1980年頃。

今朝、改めて聴き直すと、やはり高熱量で音をねじ込むフロントの2人にすっかり感心。素晴らしいアルバム。後年のアルバムと聴き比べると、こんな感じの熱量が足りないような気がする。余裕のようなもの、を感じさせて。

ゆったりとした曲調であっても、管の音響の張りのようなものが揺動し、ゆっくりとした音の進行に強い緊張を与えている。

最近になって(遅い!)注目しているディアニが入っているとは知らなかった。オフ気味なんだけど、管に劣らず不穏な音を叩いていて良し。個人的にはマレイのベストだなあ。

 珍しくストリーミングもyoutubeにもないけど、安レコード。国際郵便が止まっているので、コロナ禍が収まったらどうぞ。

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