K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2016-11-07から1日間の記事一覧

Derek Bailey: Pieces For Guitar (1966-67) 還っていく先

今日届いたCD。仕事場でまだ聴きながら仕事をしている。 ベイリーのソロは概して好物。とにかく美味しい。てっきり、このアルバムは晩年のものかと思うくらい、美しく、聴きやすい。でも初期の録音と知って驚いた。 結局、ベイリーって最初からベイリーで、…

Charlie Haden, Paul Motian: Etudes (1987) 普通のジャズをしっとりと弾く瞬間の魅力

いいアルバムだ。ヘイデンのベースを文字通り堪能できる。 ジョン・シュナイダー製作の一連のアルバムや、日本での富樫雅彦との共演盤などは、彼のソリストとして特徴あるフレーズを拡大鏡で見たような趣がある。だからジャズ奏者としての面白さ、というより…

Charlie Haden, Paul Motian: Etudes (1987) 普通のジャズをしっとりと弾く瞬間の魅力

いいアルバムだ。ヘイデンのベースを文字通り堪能できる。 ジョン・シュナイダー製作の一連のアルバムや、日本での富樫雅彦との共演盤などは、彼のソリストとして特徴あるフレーズを拡大鏡で見たような趣がある。だからジャズ奏者としての面白さ、というより…

まだ冠雪は見えない

確か夜遅い電車で辿り着いた筈だ。誰に連れられていったのだろうか。鵠沼にある彼の自宅で座り込んでいる自分に気がついた。南欧風の大きな家で、大きな庇の下がコンクリートが打ちっ放しの土間になっていて、上から幾つかの籠がぶら下がっていて、1つには…