K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Jazz Inside Magazine: 次に行くときは活用したいニューヨークのジャズ情報誌


 表紙の写真はEliane Elias。相変わらず妖艶な感じでいらっしゃる.........

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  早いものでニューヨークで遊んでから10日以上過ぎた。なんとなく祭りの後気分で過ごしている。米国へ入国後の滞在では、リーコニッツを聴いてご機嫌なスタート。ゲイリー・ピーコックは良かったしね。

  さてと考えあぐねたのが米国からの出国前の滞在。幾つかのジャズバーの情報とか見たのだけどピンとこない。結局、アンソニー・ジャクソンでも見ようかとBlue Noteの「上原ひろみ」のギグに出かけた。ボクも友人も、彼女のプレイはあんまり好きじゃなくて、ピアノもドラムも手数の多さの割にスリリングでない、から。結局、アンソニー・ジャクソンの健在ぶりが確認できたのだけど、ピアノもドラムの印象は生で聴いても「やはり」、ということだった。ドラムのサイモン・フィリップはうるさかったなあ。

  さて、そんなぱっとしない後半の滞在だったのだけど、収穫はニューヨークのジャズ情報誌の存在を知ったこと。Jazz Inside Magazineというニューヨークのジャズに関する情報満載雑誌。

http://jazzinsidemagazine.com/  雑誌はインターネットでもダウンロード可能:

  Blue Noteの店頭にいわゆるFree paperのような感じで積まれていた。中身は充実したライヴ情報の他、Eliane Eliasの特集とか、注目ミュージシャンのインタビューなど充実。約60ページの分量。

  後の祭りなのだけど、この雑誌をみると悔しい。上原ひろみを聴いた夜にジョー・ロヴァーノをやっていたり(聴かなくて悔しい)、翌日にはミルトン・ナシメントやってたり、溜息.....

  次に行くときは是非活用したいと思ったのだけど、次っていつになるだろう?仕事と関係なく1週間くらい滞在したいなあ、と改めて思った次第。