K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

11月の金沢


 昨日は名古屋から来客があった。かつては異なる会社の技術者同士。また、ともに第二の人生。彼の会社は後から追いかける我々にとって遠く、巨大な存在であった。そんな30年以上前のことを思い出しながら、今は新しいことをやろうかという相談。とても楽しい打ち合わせになった。かなり気持ちが合っている。分野は異なり、彼はボクの分野の部品作り。彼は部品の使い道を考えていて、ボクは良い部品を求めている。1+1>2のような予感、が技術者として嬉しい。

 打ち合わせ後は、金沢・片町の大通りから奥に入った料理屋で一献。この時期に合わせて打ち合わせを設定した訳ではないのだけど、石川県での蟹解禁。昔は行商が山盛り売りに来て、オヤツ代わりだったよ、という年配の同僚の話。そんなことが信じられないくらい、高級な食材になっている。良いモノは。

 昨夜、出してもらった香箱(メス)は、金沢に来てから食べたなかで最大級。身も詰まっており、素晴らしいものだった。間違いなく、今までで一番。客共々、唸りながら頂いた。良かったなあ。

 最近は飲食店のことは書かない。食べているときに写真を撮るのも、面倒だし。昨夜は、そんなことも忘れるくらい素晴らしい香箱だったので、書きたくなった。木倉の奥のほうの料理屋さんでのこと。

 その後は、ディラン(パクチーありがとう)、ガルボ(1周年おめでとう)という、酩酊コース。やれやれ。