K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

ナパ:ほとんど20年ぶりのベイエリア郊外での一休み


 ベイエリア郊外に出かけるのは何年ぶりだろうか。20年くらい前に、パロ・アルトで仕事をして、ちょっとだけミュア・ウッヅ(セコイアの原生林)へ行って以来じゃなかろうか。ほんとうに、ゆったりとした時間を過ごせた。(あと仕事で、サクラメント郊外のフォルサムに向かう途中、ナパをかすったことを思い出した)。

 繁栄と荒廃がせめぎ合うサンフランシスコ・ダウンタウンから郊外に出かけると、曇りが晴れたように感じるくらい明るい。Napaは天国に思えた、経済的強者の。

 

出かけたのは:
(1)MUMM NAPA
スパークリングのワイナリ。シャルドネとロゼのものが中心。テイスティングするとDVXが美味しかったが$65で手が出ず。ロゼのものも、軽やかな甘さが爽やかで、これは持ち帰り。



(2) Bottega
ナパの人気(らしい)イタリアン。地元の人達で混み合っていた。ビールを一杯。実に美味しく、またゆったりと楽しめた。アメリカでまともなパスタを頂くのは、実に久しぶり。行くところへ、行かなければいけないのである。



(3) Bouchon Bakerry
レストランの横のパン屋。行列。クロワッサンが美味しそうだったので、朝食用に。大きい。





(4) Franciscan Estate Winery
2つめのワイナリー。案内してくれたAさんのオススメ。蔵を見学させてもらって、試飲。




(5) Oxbow Public Market
ナパのマーケット。成城石井イカリスーパーを足してパワーアップ、裕福層向けだなあと思って見ていたのだけど、案外、エムザ地下みたいな感じじゃないかなあ、と思った。





楽しい時間はあっという間に。渋滞のサン・フランシスコに向かうクルマのなかで、幸せに居眠り。

路上生活者が溢れ、ヘンな臭いが流れるサン・フランシスコに立つと、なんとなく、この国の格差の問題の深さに目眩のようなものを感じるのも事実なのである。