K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

豪雨のあとの犀川源流域・倉谷川(土石の大量流入)

10日ほど前、金沢周辺では記録的な豪雨に。通常の犀川ダムへの流入(倉谷川、二又川)は、雪代の時期で15t/秒、雪代が消えた時期で5t/秒。それが200t/秒の流入量を記録している。それをダムが支え、下流域への災害を防いでいる。

犀川源流域では大量の土砂流入があったようで、未だに犀川の強い濁りはとれていない。

昨日、Tさんと犀川源流の倉谷川へ。

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犀川ダム。強く濁っている。時間の経過による希釈化と沈殿を待つのみか。ダム湖には流木も多く流れていた。

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ダム湖流入する小渓(谷というほどでもない小川)もこの通り。激しい土石流がダム湖に押し出されている。倉谷川の枝沢も同じ状況で、大量の土石が流域から流れ込んでいる。

 

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倉谷川には大量の礫が。河床が大小の砂礫で埋め尽くされている。

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渓谷の至る所にあった深みには砂礫が詰まり、川全体が平川に。平均水深がかなり浅くなった印象がある。

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ここは落差2.5m程度の落とし込みと小さなプールの箇所。砂礫で埋め尽くされている。気がつかずに通り過ぎた。(帰途、撮影)

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流木も多い

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念願の魚止の滝まで遡行したが、滝壺の手前も埋まっていて瀬に。川全体が平川になったような、ショッキングな事態。出水とともに砂礫は岸に押し出されて行くのだろうが、渓相の復帰には時間がかかるように思えるのだが、どうだろうか。

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釣りも楽しんだが、ポイントの変貌に気持ちは少し暗かった。