K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Air: Air Raid (1976) 3人が攻守を切り替えながらジャズの過去・現在・未来を

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これも富山で入手したレコード。

Airのレコードは35年くらい前に2枚入手したのだけど、何となく合わない感じで、そんなに聴かなかった。近年になって、悠雅彦プロデュースのWhy Notレーベルでのデビュー作を聴いて、その素晴らしさに開眼。

このアルバムは1984年に発売されたIndia Navigation盤。India Navigationとして、終末期のものじゃないかなあ。クレジットを良く読むと、Why NotレーベルでのAir2作めをIndia Navigationで再発?(米国発売?)したもの。これがまた、実に良く、伝統的なジャズのrespectの上に現代性を積み上げだアルバム。それに加え、とにかく3人の楽器の鳴り、が素晴らしい。3人が攻守を切り替えながら、ジャズの過去・現在・未来を語っている。そして、21世紀の今につながる音をつくっている。

ここまで書いて、上記記事と感じていること、書いていることが同じことに気がついた。

骨太のジャズだなあ、と思う。

Air Raid

Air Raid

 

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Air: Air Raid (1976, Whynot => India Navigation)
A1. Air Raid 11:55
A2. Midnight Sun 7:05
B1. Release 16:31
B2. Through A Keyhole Darkly 7:20
Henry Threadgill(reeds, fl), Fred Hopkins(b), Steve McCall(ds)
Recorded at Basement Studio, New York City on July 15, 1976.

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