最近、発掘音源の発売が続くショウ。ショウのもとからゴードンのもとへ去った母親に連れられたショウの遺児(Columbiaのジャケットに写っている子供)が頑張っているようだ。
これは絶好調のColumbia期のお仕舞い方の時期のライヴ。CDとレコードがあるが、レコードを入手。テナー・サックスの代わりにトロンボーンが入っている。ボクはトロンボーンはバリトン・サックス以上に苦手。このアルバムのターレはよく頑張っていて、まあ気にはならない。(やっぱりテナー・サックスのほうがいいが)
驚くのは、発掘録音固有の粗さ、はショウの場合、どれも全くない。Stepping stonesと質が全く変わらない。演奏も録音も。ショウの良くまとまったソロが堪能できる。しかもレコード4面を使った贅沢なカッティングもあって、実に音質が良い。眼前で響くのだ、ショウの音が。
最近のCDの音質向上も著しく、併売の場合、レコードを買う意味について問い直しているが、やはり「あり」かなあ、と思ってしまう。
AT ONKEL PO'S CARNEGIE HALL/HAMBURG '82 [2LP] [12 inch Analog]
- アーティスト: WOODY SHAW QUINTET
- 出版社/メーカー: JAZZLINE/PO
- 発売日: 2018/04/20
- メディア: LP Record
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Woody Shaw: At Onkel Pö's Carnegie Hall, Hamburg 1982 (1982, Jazz line)
(Disc 1)
A1. Katrina Ballerina 19:28
B1. . Joshua C. 17:31
(Disc 2)
C1. Sunbath19:02
C2. Diane 13:12
D1. To Kill A Brik 13:11
Woody Shaw(tp, flh), Steve Turre(tb), Mulgrew Miller(p), James Stafford(b), Tony Reedus(ds)