K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

「レコード復権」の実態

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現在、円安もあって凄い勢いでBlue noteのキング盤、東芝盤が海外流出しているようだ。Discogsをみると国内ディーラーの目線が海外にあることがよくわかる。RVGの刻印盤で安価なものをゆっくり集めていたが、そうもいかないようだ。LibertyのRVG刻印も随分高価になったし、駄盤だと思っていた音符の刻印なしも随分高価になった。信じられない。レコード復権は糞である、と悪態をつきたくなる。

一方、新譜のレコード価格も4000円くらいになって、レコードの相場感の修正が必要なようだ。ボクの中では、デフレ日本で1980年代価格の2800円で凍結されていたのだ。ステップ的に上がった。痛い。これが「レコード復権」の実態。だから中古価格も円安での海外需要もあり跳ね上がっているのだ。今まで、日本に流入・蓄積していたレコードが流出の時代に入ったようだ。やれやれ。

昔のBlue noteのアルバムを、最近の米国盤で聴いたが、実に酷い。アナログからのプレスを謳っているが、テープの劣化が酷いのではないか。管の音圧が異様に低い。キング、東芝とRVG刻印の差は僅差と思える程。

そんな認識があって。Blue note盤の蒐集、気になっていた盤を一気に注文した。キング盤、東芝盤、あとはUA盤、liberty盤は財布と相談。あと少しだけNY盤も。。。。。