K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

レコード屋・購入音源

年末の入着レコード(2) 海外からの日本のジャズ(河野康弘、今田勝)

日本では和ジャズと呼ばれるが、和ジャズの語感が嫌い。なんかジャズの変種、のような印象で。単に日本のジャズ、なのだ。だから、まだJ-JAZZの方が好ましい。 1969年頃から、InternationalにIdentifyされるべき日本のジャズが「続々と」登場した。それが評…

年末の入着レコード(1) TBM

3枚はDUからの再発。高価ではあるが、最近のTBMの中古レコード価格よりは遥かに安い。結構、最近再発されたCDの音質もよく、あえてレコードでも、とも思うのだけど。 少し聴いてみたが、元来のTBMよりも音が良い(特にトリオ盤と比べ)ように思えたが、どう…

浅川マキの世界2 Live selection box (1978-93) 昭和らしい興行

もっきりやでの、映画監督の山崎幹夫による上映会、はとても良くて、良いからこそのストレス、があった。聴き返し、ができない。北海道での植松孝夫のブロウなんかは、とても良かったので、強くそう思っていた。 だから今回の発売はとても嬉しい。1984年の京…

竪町 Exile records: 忘年会の寄り道(2)

鱗町から竪町へ移動。 先日、村田さんのExile recordsのサイトで欲しいものがあったので注文。 さらに店頭で足す。 ハバードのcookersでのライヴはRVG刻印。1がliberty、2がNY。モーガンとのバトル。 マクリーンは遅ればせながら。liberty のRVG刻印。 クリ…

鱗町 Estacio records: 忘年会の寄り道(1)

忘年会?へ行く途中、寄り道。犬も歩けば、の体。やれやれ。 前回も昨年の同時期。雪の中だったな。 ブルーノート一枚。クリフォード・ジョーダンは好きなテナー。 あとは欧州盤。この辺りに華があるレコード店。

Six blue trains

届いたアルバムは、未発表テイク込みの2枚組。あとはキング盤、古い方の東芝盤、音符の米盤、リバティのRVG刻印、NYC盤、全部ステレオ(そこが残念)。 最新のプレスはアナログテープからのtransferが売り文句。残りのアルバムもそうなんだけど、勿論。盤質…

先週日曜のディスクユニオン御茶ノ水駅前店・Jazz Tokyo(4) 米盤は

あとは米盤。 ヒルトン・ルイスは好みだけど、ジョン・ヒックスと同じく、決定盤に欠く印象。今度はどうかな。 フレディー・レッドはこえから聴く。日本制作盤(のように見える盤)もあるようだけど、こっちがオリジナルらしい。バレルというより、安価なMus…

先週日曜のディスクユニオン御茶ノ水駅前店・Jazz Tokyo(3)ヨーロッパのピアニストとアニー・ロス 

インカスでダウナーを聴いた後、だったので久しぶりに感度アップ。 まずダウナーの盤。アヴァンギャルドになった頃、のようだ。 初期のペトルチアーニに漏れ、があるとは知らなかった。家族吹き込みで、セルロイド・レーベル。演奏はまずまず。 フランスのロ…

先週日曜のディスクユニオン御茶ノ水駅前店・Jazz Tokyo(2) カーク、ミンガスのライヴ、コルトレーンのアトランティク

エヴァンスのパリ・ライヴに続いて、カーク、ミンガスも発見。掘れて嬉しいなあ。 カークのライヴは1972年(だったか)のモントルーが凄く良かったので、これは嬉しい。聴いてみたが、やはり良い。 ミンガスはドルフィーとの共演盤。ちょっと整理しないとイ…

先週日曜のディスクユニオン御茶ノ水駅前店・Jazz Tokyo(1) エヴァンスのパリ録音

先週日曜はディスクユニオン御茶ノ水駅前店とJazz Tokyoを歩いて16枚。土曜のHal'sと合わせて19枚。重かった。10年前、アメリカから60枚近く持ち帰ったのは、信じられない。 今回、一挙にエヴァンスのパリ録音が入手できたのが最大の釣果。価格も納得価格。…

西新宿・Hal’s jazzへ

昨日は西早稲田で仕事。帰途、歩いて西新宿へ。 今回はピンと来なかったなあ。 まずはミンガス+ドルフィーの海賊盤。レゾナンスのインチキ商売のお陰で、録音の閾値が下がった。昔のブートの方が音が良いのだ。やれやれ。 ブラッキーンとブランフォード・マ…

昨日届いたレコード(Freddie Redd)

カフェ・インカスで聴いたアルバムを入手。音が良い。嬉しい。 御徒町 Cafe Incus: Trasision盤の音に驚いた - K’s Jazz Days ブルーノート盤やスティープルチェイス盤が気になってきた。やれやれ。

この一ヶ月で入手したCDは日本のジャズ(今井和雄、日野元彦、富樫雅彦、林栄一)

CDは極力中古で安価に、できればBandcampでデータが嵩高くならないので良い、という考え。そうなんだけど、即刻欲しい物も稀ならず結構な頻度で。 新しい録音は今井和雄カルテットのみ。今井和雄(elg)、藤堂勉(b-cl,ss,as)、井野信義(b)、山崎比呂志(ds)。藤…

1988年のセシル・テイラー( THE COMPLETE IN BERLIN '88)

以前から気になっていた音源があった。セシル・テイラーの1988年ベルリン。bandcampで試聴すると多彩なラインナップのCD13枚分。この時期のテイラーが、想像力爆発状態であったことがよく分かる。デュオを中心に、ソロからオーケストラまで。凄まじい。米国…

DU Jazz Tokyo:Blue Note狂騒曲

どうも土曜日はBlue Noteのセール。開店間際の、あの嫌な感じを避けたかったので1時間くらい遅れて参上。気になるのでセールをみたが、仕舞方なので残骸のみ。驚いたのは、1980年代のDMMとか、RVG刻印なしの音符やUAとか、「引っかかり」が全くない盤まで入…

関内DU:古のレコード盤を

仕事の合間に馬車道へ。 久しぶりに来た。古のレコード盤が存外に安価で、まあジャケットが傷んでいるからなのだけど。 シェリー・マンのコンテポラリー盤。ラス・フリーマンが実は好み。 ジュニア・マンスのリヴァーサイド盤。案外人気がない。 ホレス・シ…

最近ハマっていたのは(Alva Noto, 坂本龍一)

最近ハマっていたのはアルヴァ・ノトと坂本龍一との共作。レコード再発で6つ揃えた。どれも良い。いつまでも聴けるアンビエント。ああ近年の坂本龍一の音が気に入った、のだと思った。asyncやout of noiseを聴いて、少し違うかな、とも思ったが、悪くないア…

昨日届いたレコード(Keith Jarrett)

もう弾けなくなった彼の新作、レコードがUKから届いた。抽象的な装いながら、柔らかな音色で聴きやすい。真空管の灯が嬉しい季節になってきた。 効かせすぎの感が強い残響も、本盤は控えめ。実に良い。

最近の入着レコード(なぜか小杉武久盤があつまる11月)

11月に入って、なぜか小杉武久のレコードを次々入手。コジマ録音盤は海外の再発。 コジマ録音というと、阿部薫や藤川義明のレコードは持っているが、土取利行のレコード2点は高価。再発待ち、である。坂本龍一との共演盤、高木元輝との共演盤である。

届いたレコード(高田みどりの近作)

海外からこのようなレコードが出ることが嬉しいことなのか、日本の余力がないと考えるべきなのか、ちょっとフクザツな気持ち。

20分のDU(一柳慧、小杉武久他)

新丸ビルでの仕事から、お茶の水での会食へ。 その合間にDUお茶の水駅前店へ。僅かな時間の猟盤で一枚ピックアップ。 ゆっくりレコード屋に行きたいな。

今週の入着レコード(大友良英、坂田明)

全部海外盤なんだよなあ。大友盤1つ、坂田盤3つ。坂田明が変わらず精力的なのは凄い。森山威男とのデュオは昔の録音だけど。

聴きたかった音かどうか

やはり先週届いたレコード。大友良英とHACO。 昨日のOn the cornerで書いた「聴きたかった音」に、これらのレコードも連なる。どうも大友良英の面白さ、って分からないのだけど、少し大きな音でこれを聴くと、音の細部の滲み方が面白かったので、なるほど、…

届いた日本のジャズ

上2枚は欧州でのTBM復刻。いずれも中々格好いい。 下2枚は鈴木勲。左はTBMで若き渡辺香津美を全面に。右はビクター盤。 いずれも緩い蒐集。

届いたレコード(David Sylvian: Manafon)

21世紀に入ってから異世界に飛翔した(ボク的にはディレク・ベイリーやエヴァン・パーカーのcreditが加わりストライクの好みに入ってきた)、ようなディヴィッド・シルヴィアンの旧譜がレコード化。2回めのプレス。1回めのプレスが異様な高値なので嬉しい。 …

届き物(TBMのTee & Company: 高柳昌行の緩蒐集)

TBMも無理せずゆっくり蒐集。それにしてもTBMは高くなったなあ。 Sonnetは2000円せんかったぞ、中古で。つい15年くらい前じゃないかな。Tee & Companyは4アルバムがあるが、レコード時代は3枚。

今朝の一枚(Giovanni Di DomenicoのTreatments)

随分出遅れて、ようやくレコード入手。国内で在庫があった。よかった。 このような明澄で立体感がある録音を聴いていると、ECMも過去のレーベルなんだな、と思いはじめている。ジョヴァンニ・ディ・ドメニコが、石橋英子,ジム・オルーク, ジョー・タリス, 山…

最近の届きもの(Pharoah Sanders)

ボクのサンダース事はじめはリアルタイムのJourney to the one。これで引っ張られ、Liveて決定的に。それから、ゆっくり聴いている。 上左はArista版でJourney to the oneのちょっと前。似たアルバム。 上右はlatin jazz quintetとの共演。1973年発売のアル…

お茶の水へ(カンパニー社の新刊本、類家CD、ジェフ・パーカーのレコード他)

思い起こすと、お茶の水にレコード買いに来るようになって、40年を随分と超えてしまった。 脳内は記憶容量、書き込み速度は随分劣化したが、脳内回路はちっとも進化していない。くそっ。 マイルスの自伝はいつか買おうと思っていたので。そしてカンパニー社…

届いたCD(近藤等則)ほか

お盆明けから、狂うような仕事の波に呑まれた。今は上司が居ないストレスレスな状況なのだけど、圧が強い仕事が増えており、津波のように襲ってくる、こともある。それが、ある種の脳内アドレナリンの発露となっているのも事実で、音に対する関心を押し潰し…