いつも空をみている．金沢に来てから．面白い．
真夏にもかかわらず，雲に秋の兆しを感じる．何となく淡い印象の夏がはじまった．それが本当の風景なのか，ふわっとした日々を送っているボクの心象風景なのか，どうもはっきりしない．金沢に移り住んであと一月で１年だから初めての夏．だから，これが普段通りの金沢の夏なのかもわからないのだけど．強い日差しのなかで，秋のような雲をみながら歩く朝は楽しいなあ，と思った．
月曜日に足首が軽い捻挫になったため，外科でテーピングをして貰った．だから走ることができない．仕方がないので，昨日は遠くまで自転車を漕いで昼食，痛みが和らいだ今日からは徒歩通勤にした．約3.5km．この一ヶ月，乗用車か自転車で通勤していたので久しぶりの徒歩．空をずっと見ながら歩いていることに気がついた．伏見川を覗き込んだら，水の流れに映る空が楽しかったし，カソリック教会のうえには秋のような雲．そんなことに気をとられながら歩く夏の一日の始まりが，とても楽しい．暫く徒歩通勤に戻そうと思った．日差しは強いが，やや湿っぽいが風が爽やか．全く歩くことが苦にならない．
とは云え，今日の通院でも，足首のテーピングは未だ取れず，なんとも情けない状態であることには違いないのですけど．
