この季節のバンコク、淡い光溢れる乾期のバンコク、 は天国、だと思う。日中30℃、夕暮れの後は25℃。乾期で湿度がとても低い。光が心なしか淡く感じる。乾いた風が体を爽やかに抜けていく。そんな日曜日の昼間にビールを呑みながら過ごす時間は、忙しかった日本の日々を急速に遠いものにする、ような錯覚のなかにある。
だから何をする訳でなく、風に吹かれながらSingha Beerを呑んでいるだけで、シアワセな気持ちになれる。そんな訳で、昼過ぎからSoi 12のCabbages and Condomsへ。中庭で緑色の光が漏れるなかで、ビールを呑む。ゆっくりと時間を気にしない。風が吹く。
人が優しいタイなのだけど、11月から12月は気候がそれ以上に優しい、本当に天国なのである。
(バンコクは天使の街、と云われる。この天使はキリスト教のものでなく、タクラマカン沙漠の仏教壁画「翼の天使 」にあるような、宮澤賢治の童話をインスパイヤしているもの、が飛んでいるような気がする。)
Cabbages and Condomsの中庭
緑の光が漏れる
Singha Beer
グリーンカレーと春雨の海老出汁煮
パッタイ(焼きそば)
スクムヴィット
大好きなsoi 11