昨夜、職場で掘りたての筍を頂いた。夜9時半まで働いてから、米糠を買いに走った。もくもくと夜中のアク抜き。
すっかり寝不足なのだけど、なんとなく地に足がついたような感覚が良かった。少し力を抜いていかなきゃ、と思うのだけど、なかなかね。
今日の昼休みは、茹でただけの筍をサラダのなかに入れ、あとたっぷりの香草を入れた焼きうどん、という弁当とこのアルバムで過ごした。パクチーの薫りで肩の力が抜けて、ナット・キング・コールのピアノで、古のゆったりとした時間へと、在りもしない記憶を遡行していくような感覚。
なんか疲れたときは良く聴くアルバム。楽しく、綺麗な曲を、楽しく。綺麗に弾く。そこが徹底されていて、凄いと思う。考えに曇りもない。カチっとした出来が、ゆっくりとした感覚を生み出す。娯楽としての音楽、というジャズの原点。ピアノ、ギター、ベースって、古いスタイルのピアノ・トリオも良くスイングして、気持ちいいしね。
30年前に買ったLPレコードをサンプリングして、職場でも聴いている。じゃまにならないからね。あんまり好きなものだから、このあいだCapitolの原盤まで入手してしまった。実はそんなに高価じゃない。この頃のCapitolのアルバムって、素敵にPopsしていて、このコールのアルバムや、エリントンのピアノ・トリオ・アルバムはよく聴く。エリントンも有名なmoney jungleなんかより、よっぽど聴く。
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Nat King Cole: Instrumental Classics (1944-49, Capitol)
A1. The Man I Love
A2. What Is This Thing Called Love
A3. Easy Listenin' Blues
A4. This Way Out
A5. Smoke Gets In Your Eyes
A6. Bop-Kick
B1. Body And Soul
B2. Sweet Georgie Brown
B3. Prelude In C Sharp Minor
B4. Rhumba Azul
B5. Honeysuckle Rose
B6. Laugh! Cool Clown
Nat King Cole (p), Oscar Moore(g), Johnny Miller, Joe Comfort (b)