これも昨日届いたCD。ちょい聴き、の積もりで１枚聴ききってしまった。早く寝たかったのに。しまった！
菊地雅晃さんのCDも同じく、だったから寝不足。ワインを空けながら聴いた、のがイケなかったのだ。
ここ暫く、旧ソ連の麻薬のようなピアノ盤の美音に浸っていたので、ビートが恋しくなったのに違いない。
このアルバムは、apple musicでグラスパ（だったか）を聴いていたら、システムからrecommendされて気になっていたもの。結局、CDを頼んでしまった。 Jason LindnerとMark Guilianaが入っている、のを見るだけで軽く昂奮する。Now vs Nowの Analog Earthもよかったし、丁度一年前のジュリアナのbeat musicもヨカッタ。彼らの変化自在なビートを聴いていると、確かに21世紀に居るんだよね、という気持ちになることができる。ビートが何より、気持ち良い。そして、様々な音を楽しませてくれるから、丸々１枚飽きない。楽しい。
このアルバムは、そんな彼らのビートの上にDonny McCaslinのテナー・サックスが軽々と乗っかっていく。編曲もうまくて、ジャズの真ん中のような音とイマのビートが渾然一体となっていて、全く違和感がない。そのあたりが、若干微妙なジョウシャよりも好きかな、とも思える。
Jason LindnerとMark Guilianaに感心しているのか、Donny McCaslinに感心しているのか、自分でも良くわからないのだけど、新作も入手しようと思ったことは確か。ヤレヤレ。
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Donny McCaslin: Casting For Gravity (2012, Greenleaf Music)
1. Stadium Jazz (Donny McCaslin) 7:18
2. Says Who (Donny McCaslin) 6:18
3. Losing Track Of Daytime (Donny McCaslin) 7:38
4. Alpha And Omega (Marcus Eoin, Michael Sandison) 4:12
5. Tension (Donny McCaslin) 5:47
6. Praia Grande (David Binney) 5:52
7. Love Song For An Echo (Donny McCaslin) 8:30
8. Casting For Gravity (Donny McCaslin) 3:56
9. Bend (Donny McCaslin) 7:22
10. Henry (Donny McCaslin) 6:34
Donny McCaslin(ts), Jason Lindner(p, synth), Tim Lefebvre(b), Mark Guiliana(ds), David Binney(vo, key)
Artwork, Design – Howie Shia
Executive Producer: Dave Douglas
Producer: David Binney
Mastere: Nate Wood
Record, Mix: Mike Marciano
Recorded May 2012 at Systems Two, Brooklyn, NY
Mastered at Kerseboom Mastering
