K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

macOS Sierra (10.12.4)上でのAudirvana Plus 3のDirect mode動作(簡単にできた、備忘録)

 昨日の記事の通り、今更なのだが、macOS Sierra上でのAudirvana Plus 3のDirect modeが動作しない問題に直面:

確かに、苛つく程に、音の鮮度が低下。参った。

 という事で、前掲の記事で引用した「音関連のシステムファイルIOAudioFamily.kext」を、Direct modeが動作したOSX El Captanのものと入れ替える作業を行った。内容は以下のサイトの手順でばっちり。

Mac OS Sierra で不採用となったDirect Modeを復活させる手順 – IT trip

備忘のため、自分で実行した手順を記載する。

(1)OSX El CaptanのIOAudioFamily.kextの入手

・問題のMACminiはタイムマシンを繋いでいない。動作がもたつくことが心配だからだ。このファイルは職場のMacbook airに繋いであるタイムマシンからコピーしら。1MBに満たない小さなファイル。

(2)SIPの無効化

Audirvanaを使うPCのSIPを無効化する。リカバリモードでのターミナル上でコマンドを打つだけ。仔細は以下の記事の通り。本当に簡単。ただし、リカバリモードの立ち上げに少し時間がかかるので、少し心配になった。

Mac OS SierraでSIPを無効にする方法(非常に簡単でした) – IT trip

(3)PCを再起動後、IOAudioFamily.kextを入れ替え

当該ファイルの格納場所は、/System/Library/Extensions 。フォルダへの移動、を使う。そこにOSX El CaptanのIOAudioFamily.kextをコピーすると、もともとのSierraのものとの入れ替えを行うか、聞いてくるので、入れ替えを指示。

(4)OnyXでファイルのアクセス権の修復

ここでシステム障害の警告が出たので、OnyXでファイルのアクセス権の修復を実施。もともと使っているFree SWなので実施。仔細は下記リンク。時間は少しかかるが、気長に待つこと。途中、カーソルがクルクルまわっていて、少し不安になるが放置。

El Capitan 以降の OSX でアクセス権の修復を手動で行う (フリーソフト OnyX を使う方法)

(5)再起動

前掲の記事では立ち上がるまで2時間とのレポートであったが、私の場合、通常の起動と同じであった。

(6)Audirvana Plus 3のDirect modeをonにする。

ばっちりonになる。

(7)SIPの有効化

これも下記記事を参考に。

Mac OS SierraでSIPを無効にする方法(非常に簡単でした) – IT trip

 

以上で完了。1時間もかからない作業。バージョンアップごとに対応してもいいかなあ、という感じ。ただ、少し安定性を毀損したような感じはある。DA変換器(プリアンプに内蔵)が、僅かに固まりやすくなったような気がする。大きな問題は、今のところはない。