やっぱり店買いはいいなあ。田舎だと、勢い通販に頼るのだけど、たまには指紋が消えるほどディスクを繰りたいな。今回のお買い物リスト(ジャズ篇)。実は別途クラシックにも手を出しいるのだけど、馬鹿だなあとホントに思ってしまう。
(1)Gil Evans and Lee Konitz: Anti Hero (1980)
今回の収穫はギル・エバンスとリーコニッツのデュオ。ヴァーブから二枚出ているのだけど、実は見かけたことはない。そのうちの1枚を入手(ヤッター!)。ギルとスティーブ・レイシーのデュオ「Paris Blues」で ギルのピアノに味をしめているのだけど、この「二匹目の泥鰌」を手に入れるのに10年近くかかっています。(高い金を出しゃ手に入るのだけどね)
(2)Red Mitchell and George Cables: Live at Port Townsend (1992)
実は亡きレッド・ミッチェルのファン。一枚目はジョージ・ケイブルスとのデュオ。晩年のアート・ペッパーを支えたケイブルスは大好き。実はボストン近郊でソニー・フォーチュンと演っているケイブルスを聴いて、その老け方には驚いたのだけど。レッド・ミッチェルは鈴木勲との録音が大好き。図太いラインがいいなあ。
(3)Red Mitchell and Joe Beck: Live at Salishan(1992)
デュオばっかり。もう一つのレッド・ミッチェルはギターのジョー・ベックと。Red Mitchellメモリアル協会というトコロが出しているようです。
(4)Lars Danielson, David Liebman, Jon Christensen, Bobo Stenson: Live at Visiones (1996)
ちょっとECMじゃないボボ・ステンソンに興味があったし、リーブマンは神様だしね。
(5)Eberhard Weber: Pendulum (1993)
ECMは手を出しちゃうなあ、というエバーハルト・ヴェーバー。
(6)Ralph Towner: Solo concert (1980)
これもECM。タウナーのソロは大好きであります。
(7) Carlos Aguirre: Orillania (2012)
カルロス・アギューレの新作に手が出ちゃいました。新譜は高価なのだけど。
(8) Tatiana Parra and Andres Beeuwsaert: Aqui (2011)
店頭販売の惹句に掴まれた。「ECMファンは必聴」ってね。南米音楽&ECMファンなので見事に引っかかりました。タイトルもいいしね。
(9)Joyce: Feminina (1980) and Agua e Luz (1981)
最近はジョイスをしっかり聴こうと。
(10) Egberto Gismonti: Coracoes Futuristas (1976)
ボクにとってジスモンチはカミサマなのだけど、お顔がねえ。よくみると、金澤にもこんな顔したヒトがいるのに気がついた。分かる?
(11) Lionel Loueke: Gilfema (2005)
アフリカのギターが気になっていて。きっと微温のアフリカなのだけど、どうなのかな?
(12)Nina Simone: Wild is the wind(1966) and High Priestess of soul (1967)
近所のフレンチ・シェフに教えて頂いた歌い手。聴いてみまっす。
(13)Karin Krog and Archie Shepp: High Fly (1976)
ヴォーカル手薄なので、北欧の歌姫も。下品なシェップ(大好き)との共演が気になって。
最近惚れ込んだ渋谷毅さんのアルバムはゆっくり集めています。
(15)Native son (1978)
今回一枚だけ買ったLPレコード。なんと云ったって200円だしね。でも豪華メンバーなんだよ。本田竹廣とか川端民夫とか重量級のジャズ奏者が演るフュージョンは軽快じゃない。だから、その後の人気はスクエアとかカシオペアに移った。興味は全くないけど。
(16)Stefano Raffaelli: Malastrana (?)
ボラーニ・コーナーにあったので間違えて買った1枚。まあいいか。そんな出会いもね。