K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

見上峠から白兀山往復:山で走ってみる


 官能的、っていうと昔のエロ小説(宇能鴻一郎っていたよね)みたいだけど、そうじゃなくて人間の感覚。酒を呑んだり、飯を喰ったり、走ったり、音楽を聴いたり、官能的な視点からの愉悦係数の高低、のようなものがあると思う。この数週間、山に行くこと、音盤を聴くこと、そこに官能的な感度が集中しているような気がする。だから酒はあまり呑んでいない。

 そんな中、10日ほど前に赤兎山へ一緒に行った時のIさんの話が琴線に触れて、山で走ってみたくなった。

 (1)ロードで走ると膝を痛める(ポンコツ50代のボクは勿論そのリスクあろ)、山で走ると優しい、

 (2)長い距離は飽きる(普段10kmしか走らないのはコレなんだよね)、山は飽きない。

 トレール・ランニングと呼ぶのか疑問ないい加減なトライなのだけど、早朝、出勤前に見上峠から白兀山を往復してみた。 1時間33分/8.44km。登り55分。下り38分。西尾平から覗の東寄りの路が最高に気持ちよかった。さらに白兀山から夕霧峠、奥医王山への稜線が、とても楽しそうだったのだけど、さすがに出勤前まので行けなかった。

 確かに、Iさんが云うようにショックをかけないように小股で下ると、膝への負担は小さい。登山ともランニングとも違った爽快感が楽しい。日の出が早い時期には、はまりそうな感覚を持ってしまった。自宅から僅か15分でそんな場所に行けること、それが嬉しい。