K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

韓国の古典芸能をみた


 ソウルから本日帰国。あっという間に終わった。

 昨夜は仕事のパーティ。ホテルのバンケット・ルームで大がかりなもの。同じテーブルには、韓国や台湾の方々と同席し、懇談。毎度のことながら、中華系のヒトと筆談と英語取り混ぜで、政治や歴史の話をするのは面白い。台湾の彼(台湾土着の本省人、1945年以降に大陸から来たのは外省人)が云うには、未だ本省人外省人の壁は根強い、らしい。

 この手のパーティ自体はあまり面白くないのが常だが、今回とても良かったのは韓国の古典芸能を見ることができたこと。篠笛、カヤグム(だったかな?)などの演奏、古典舞踊、パンソリそして民謡。

 特に古典舞踊に惹かれた。中性的な男の踊り手なのだけど、身体性を喪失し、衣装がひらりと舞っているような軽やかさ、妖しさ。とても美しいものだった(上の写真)。

 これは篠笛と琴なのだけど、琴は弓を引いている。笛は尺八と同じ音域。図太い。

 今回、もう一つ面白かったのはパンソリ。名前は知っていたのだけど、初めて見た。感情を過剰に押し込み、爆発するように物語を語る。その激烈さ、に驚いてしまった。感情が強く入り、嘆き、哀しむような世界。彼らの基層をみたような気がした(もっとも同世代の韓国の同席者も、はじめて観たと云っていたが)。