K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

源流域で過ごす一日

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 先週は仕事で土日をつぶしたので、金曜日に休むことにした。天気は晴れ。釣りに行くことにした。普段はダムより下流域で釣っている。だから水はやや濁っていて、何となくすっきりしない。時間があったら、ダムより上流の源流域へ行きたい。

 本当は遠くまで、犀奥の谷へ、脚を伸ばしたかったのだけど、渇水で水量に不安があったので、比較的容易に入ることができる場所へでかけた。

 やはり源流域の水は清澄で気持ちよい。夜が明け、気温がぐんぐん上がる様子がわかるのだけど、水流の上を流れる風は気持ちよい。結局、2つの谷を歩いて、夕刻まで遊んでしまった。

 時間をかけた割りには釣果は渋い。最初の谷では、最初に20cm越えを2本釣った後は手応えがなくなった。結局、竿を納める前の26cmを含め3本。あまりに冴えないので、もう1つの谷へ。最初から25cm前後が2本。気持ちよい。

 そして、もう帰ろうかと思ったときに、落とし込みの脇で強い引きが。しかし、糸を引っ張りながら反転し、黄金色の腹を見せながら、餌だけ喰って逃げた。大きい。岩魚は餌を食いはじめると止まらないときがある。それを期待し、もう一度。アタリはない。餌が水溜まりの尻に近づく頃、引いた。よく見ると、水流を横切って餌が流れている。しばらく喰わせてから、合わせると、暴れはじめ、大きな口が水面に出てきて、引き寄せた。慎重に取り込もうとしたが、網ですくい上げる前に糸を切られた。

 多分、もう一度喰う、と思い、仕掛けを作って流す。やはり同じ場所で浅く引いた。暫く喰わせた後、引く。さっきの取り込みで疲れたのか大人しい。今度はすっと、網ですくい上げることができた。かなり脱色した白っぽい岩魚。腹も朱色が脱色し、金色に見えた。さて大きさは33cm。またしても前回と岩魚と同じ大きさ。今度こそ35cmと期待したのだけど。

 人っ子一人会わない一日を過ごした。

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