Ornette Coleman: Sound Museum - Three Women (1996, Verve Records)
1. Sound Museum(Ornette Coleman) 4:54
2. Monsieur Allard(Ornette Coleman) 2:47
3. City Living(Ornette Coleman) 3:31
4. What Reason(Ornette Coleman) 4:58
5. Home Grown(Ornette Coleman) 3:24
6. Stopwatch(Ornette Coleman) 2:31
7. Don't You Know By Now(Ornette Coleman) 4:21
8. P.P. (Picolo Pesos)(Ornette Coleman) 3:25
9. Women Of The Veil(Ornette Coleman) 4:49
10. Yesterday, Today & Tomorrow(Ornette Coleman) 4:14
11. Biosphere(Ornette Coleman) 4:23
12. European Echoes(Ornette Coleman) 4:57
13. Mob Job(Ornette Coleman) 4:21
14. Macho Woman(Ornette Coleman) 2:40
Ornette Coleman(as, tp, vln), Geri Allen(p), Charnett Moffett(b), Denardo Coleman(ds)
Recorded by, Mixed by Gregg Man
Mastered byTom Lazarus
Mixed by Brenda Ferry (tracks: 7), Chris Agovino (tracks: 7)
Engineer [Assistant] – Brenda Ferry, Chris Agovino
Producer: Denardo Coleman
Recorded and mixed at Harmolodic Studios, Harlem, NY
Mastered at Classic Sound
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今まで知らなかったアルバム。ボクのなかでオーネットはPrime timeまで、1985年頃に読売ランドでライヴを聴いた後、よく知らなかった。そもそもフリージャズへの関心をその頃失って、20年ちょっと聴いていないから。
ジュリ・アレンとオーネットの共演盤があると知って、即刻手配し、今日届いた。そもそもオーネットとピアノの共演盤って、(あるのかも知れないが)聴いたことがないので興味が沸いた。それにジュリ・アレンもいいなと思うことも多いのだけど、何かボクのなかで決定打を欠いている印象があって、いいアルバムを聴いてみたい、そんな気持ちを呼び起こす。
そんな訳でコレを聴いているのだけど、実に素晴らしい。この時期のオーネットは依然オーネットらしく、曲を作り、あの響きでアルトを吹く。全く変わらない。多くの天才的な奏者がそうであるように、フィーマットは変われども演奏から喚起されるイメエジには一貫性があり、変わらない。
それにジュリ・アレンのピアノも響きよく(それが彼女の魅力だとは思っている)、フリー・フォーマットでありながら美的な印象を良く保っている。オーネットの演奏との調和のなかに、新鮮な驚きがある。様々なオーネットの編成のなかで、一番好みかも、と思う。オーネットのアルバムだから仕方がないが、ピアノがややオフ気味なのが残念。もう少し前に出て欲しかったな。
とにかく素晴らしいアルバム。対になるもう一枚も聴かなきゃ。
Ornette Coleman - Sound Museum: Three Women (Full Album)
- アーティスト: オーネット・コールマン,チャーネット・モフェット,ジェリ・アレン,デナード・コールマン
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1996/07/05
- メディア: CD
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