高松を歩く。松山とか高松、活気のある四国の街は楽しい。まだ昭和の面影が生きているのだ。
本屋とかレコード屋がある辺り、って繁華街だったり文教地区だったり。そんな場所をぶらっと歩く。
高松はアーケードの街だそうだ。アーケード沿いに歩くと、古い街の面影と新しさが上手く設計されていることがわかる。都心が空洞化しつつある、金沢とは随分と違う。
私鉄も生きていて、不思議な活気があった。江ノ電みたいな感じかな。
琴電で瓦町まで。
直ぐに気がついたのは、空虚な街の広さ。スカッと空が見える感覚は、福井や富山と同じ。金沢や高岡には感じないもの。そう空襲による明治・大正期の街の焼失。埋められない何か、が確かにある。
楽器屋やダンス教室のある一角。仏語店名の喫茶室とか。昭和の匂い。
ここからアーケードに。
ゆるキャラに違和感。平成が舞い上がっている。
アーケードを出ると夕暮れだった。