Miles in France - Miles Davis Quintet 1963/64: The Bootleg Series, Vol. 8 が届いた。1963年から1964年はテナー・サックス奏者がジョージ・コールマン、サム・リヴァース(64年7月の東京公演)、ウェイン・ショーター(64年9月のベルリン公演)と目まぐるしく変わった時期。
Miles in France - Miles Davis Quintet 1963/64: The Bootleg Series, Vol. 8 はLP8枚組で、以下のライヴが収録されている。
[LP1-2] Live at Festival Mondial Du Jazz Antibes/Juan-Les-Pins, France - July 26, 1963
[LP3-5] Live at Festival Mondial Du Jazz Antibes/Juan-Les-Pins, France - July 27, 1963
[LP5] Live at Festival Mondial Du Jazz Antibes/Juan-Les-Pins, France - July 27, 1963
[LP5-6] Live at Festival Mondial Du Jazz Antibes/Juan-Les-Pins, France - July 28, 1963
[LP7] Live at Paris, Salle Pleyel, France - October 1, 1964 [1st Concert]
[LP8] Live at Paris, Salle Pleyel, France - October 1, 1964 [2nd Concert]
テナーサックスは,LP1-6ではコールマン、LP7-8はショーター.
かなり力が入ったレコード。写真を見てほしい。
さて録音だが,1964年のパリと1963年アンティーブはよい。間近に響くホーンの音に痺れてしまった.レコード好きは買うべし!
1963年パリは悪くはないが、高音に違和感。レゾナンス程ではないが、イコライズ臭あり。
演奏は一連のライヴ,Four and MoreからBerlinまでのライヴ盤からテオ・マセロの編集を外した,The Bootleg Seriesの名に違わない荒っぽい魅力に溢れたもので,生々しい臨場感を公式盤並の音(1964年のパリと1963年アンティーブ)で聴かせてくれる,これに尽きる.
外観
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2枚ごとに1つのジャケットに収納。白黒写真で渋い。
ブックレット
なんと2EYEレーベル!