
Steve Kuhn: The October Suite (1968, Impulse!)
A1. One I Could Have Loved (Gary McFarland) 4:45
A2. St. Tropez Shuttle (Gary McFarland) 6:18
A3. Remember When (Gary McFarland) 7:14
B1. Traffic Patterns (Gary McFarland) 7:35
B2. Childhood Dreams (Gary McFarland) 6:31
B3. Open Highway (Gary McFarland) 6:11
Steve Kuhn(p), Ron Carter (b), Marty Morell(ds)
Gary McFarland (arr)
(tracks: A1 to A3) Al Brown (cello), Charlie McCracken(violla), Isador Cohen, Matt Raimondi (vln)
(tracks: B1 to B3) Don Ashworth, Gerald Sanfino, Irving Horowitz, Joe Firrantello (Woodwind ), Corky Hale(harp)
Engineer: Phil Ramone
Producer: Bob Thiele
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小さなキューンブーム(60年代ね、ビーナスではない)で、原盤(ステレオ)を入手。
人気がないので安価な盤。録音はRudy Van Gelderではなく、Phil Ramoneという人。盤にはRVG並の刻印があった。
ゲイリー・マクファーランドのcreditで手が出ていなかった盤。これは、加糖された缶コーヒーに手を出さない、のと同じ。甘いアレンジが好みでないのだ。
ということで、今回は勢いで何となく入手したが、キューンのピアノに焦点をしっかり当てた、なかなか素晴らしいアルバムだった。弦や木管はふわっと背景になっている、ピアノが全面に出たトリオ。だからキューンのピアノの魅力、タッチの美しさ、が際立つようになっている。だから、ピアノのソロを聴いているような塩梅で、またB面ではジャズ的な盛り上がりもあり、で楽しかったな。ハンコックのSpeak like a childと同じ構図だけど、よりピアノに焦点が当たっていて、それが良い。
遅ればさせながら、このアルバムの魅力を知った次第。

