K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

四日市の酒食:Casa TabeとSavoy


 すみません、ジャズのことが続かなくて。備忘。また四日市に行くかもしれないから。

 土曜日の夕刻に独りで食事に出たら、まずはレコード屋で引っかかった。LPレコードを3枚買ってから、再び食事の場所を探す。ボクは食べることに割と淡泊なのだけど、1月に富山に行ったときの同僚K氏の路地探索力を垣間見てから、少し考えを改めた。K氏は富山を1時間以上探索し、確かにいい店を掘り出している。せめて30分は路地を歩いて見なきゃ、と思った。

 そもそも独り飯が苦手なのだけど、まあボクにしてはマズマスの選択で、なんともユルリと四日市を楽しんでしまった。

1軒めが洋食屋さん。Casa Tabe。田部さんのお店、ということのようだ。売りはナポリタンならぬイタリアンという名前の鉄板で焼いたスパゲティが名物のよう。500円で山盛り。巨漢のお客が次々入ってきて、黙々と食べる様は圧巻。ボクは胃袋が怯えたので、普通にオードブルとパスタをいただき、ワインでのんびり。

 

2軒めがジャズ・バーSavoy。ジャズ・バーというよりは、ジャズがかかる落ち着いたバー。カウンターからはCDもレコードも見えなかったので。そんな話はともかく、ゆったりと時間をすごすことができた。

 

そんなことで、予想に反して楽しんだ四日市。上の2軒は昭和の香りがする静かな商店街(もうシャッターが降りる時間)にあったのだけど、駅前寄りは産業都市らしい活気のある歓楽街。客引きのにいちゃんと中国人のマッサージ嬢が袖を引っ張る世界で、店の余韻はさっさと消えてしまったのが、ちょっと残念。金沢のスクランブル界隈の比じゃなかったよ