K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Thailand's Best Restaurants 2013 (Blue Mango Publish) ちょっとマンネリだしね

 日本に帰ってきたけど、もう少しタイの話し。日曜日は昼でホテルをチェックアウト。その後、プロンポンのエンボリウムでお土産を物色。新興国のショッピング・モールって、バブル期の日本のような、眩しい熱気、明るい未来のような雰囲気があって、懐かしい。ここには外人向け本屋もあって、ゆっくりと時間を過ごせる。これは、エンボリウムのASIA bookで見つけた本。最近、食べに出かける店がとてもマンネリなので、思わず手にした。450バーツ。次回から美味しい店を求めてマンネリ打開、と少し楽しい気分になった。

 タイも日本と同じ雑食文化。和食や中華、イタリアンやフレンチも多い。金沢にあるような地元食材のfusion的な店が見つかると嬉しいな、と思う。タイ料理は中華のイトコみたいなジャンルなのだけど、タイの中華もタイ味覚と渾然一体で、格別に美味しい。

 この本を帰国途中にパラパラ読んでいたら、お気に入りだったアソークのヴェトナム料理屋が再開していることを知り、行きたくなった。どうもヴェトナムで美味しいヴェトナム料理は食べていなくて、日本とかバンコクで食べるほうがいい、というのも何だかヘンだけど。ハノイで食べたヴェトナム料理は中華そのものだったのだよね。

 レストランのガイドブックを買うのは、ボストンに頻繁に通っていた10年前以来。そのときはZagatが随分重宝した。随分と美味しい店を知ったような思い出がある。このタイの本の情報量は、Zagatより随分少ないのだけど、ほとんどが知らない店なのでとても楽しみになってきた。

 そんなことが大切なんだよね。