K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

久しぶりのお茶の水・久しぶりの店買い(2)


 

 2週連続で東京出張。低調だった「レコードコレクター魂」が少しだけ復活。出張前夜と出張後の2回、出掛けてしまった。2回目は近所のK君のお買い物(KeithのDark IntervalのLP)との言い訳だけど、迷ったものを引き取りに行ったのだよね。

 Chicoを見直してから、Chico FreemanやCecil McBeeのIndia nabigation盤が気になっているのだけど、今回はなかった。相変わらずのECM買いが中心。

[出張前夜の買い物(1)]:上の写真

 ジョン・スコフィールドが入ったジョージ・アダムス・バンドって、変態度アップで気持ち悪い。だから気になる訳で、Timelessのライヴ盤を。マッコイ・タイナーのエリントン曲集はRVG刻。録音が気になって入手。すこぶる安価だったのだけど。ジミー・レイニーとダグ・レイニーの「ビル・エヴァンスに捧ぐ」ディオって、何となく気になるよね。それとHorizonのチャーリー・ヘイデン。デュオ集で、シェップ、ホウズ、コールマン、チェリーという割とタフな人選。

 

 

 

[出張前夜の買い物(2)]:上の写真

 ECMは4枚。キューンとシェイラ・ジョーダンって目に浮かぶような透明度。コリア・バートンのデュオは日本盤しかなかったから。ヴィトウスは米盤からの買い直し。ボボのECM盤入手が一番嬉しかったように思う。

 

 

 

[出張前夜の買い物(3)]:上の写真

 改めて店買いはいいなあ、と思う。特に試聴して買う愉しみ、といったら! 左(DUのリンク)はミナスの女性8人のヴォーカルColetivo A.N.A.(ANA: Amostra nua de autores 直訳で、作家の裸サンプル、だそうだ)。自然な声の流れ、が気に入って買い。もう1枚はブラジルのグループ 3G Trio(大洋レコードのリンク)。ヴォーカル、ピアノ、サックスという変わった編成だけど素晴らしい。店頭でミルトン・ナシメントのカバーが流れて、惹き付けられた。

 

 

宿に戻ってColetivo A.N.A.のパッケージを開くと、ANA(作家の裸サンプル)が飛び出して、可笑しくなった。爽やかなエロ、って感じ。

 

 

 

[出張後の買い物]:

 実は先週から悩んでいたのは2枚のキース・ジャレットECM new seriesのバッハ。高価。結局、「迷うモノは買え」の判断。あとは安価なクロンビーのECMビル・エヴァンスの初期の録音2枚、これらは日本盤だから激安。

 

本当に久しぶりにLPレコードを沢山抱えて、金沢に帰った。羽田からの帰途、雲の上は秋を感じさせる夏空で、また音楽を聴かなきゃ、って考えていた。