小松から成田、サンフランシスコを経由し、ようやくアリゾナへ。赤茶けた大地が近づいてくると、なんか懐かしいような。
はじめて来たのは2000年頃。仕事で米社と協業話があって数度。お互い役員クラスが出る商談を繰り返したが、結局、ITバブルの崩壊で流れてしまった。その後は学会で数回。５月の訪問は過去２回あったが摂氏４０度を遥かに超える灼熱の地。ダウンタウンは郊外の発展に伴う荒廃から立ち直っていなくて、なんとも駄目な印象が強かった。
今回は驚いたことに気温は低い。摂氏20度前後。驚いてしまった。とても爽やかなフェニックスで拍子抜け。しかも、国際空港からダウンタウンへ向かうメトロが開通し、便利。ダウンタウンも少し上向きになった感じ。
今夜は疲れたから友人達とタイ料理屋。うち２名は先週バンコックで一緒に飯を喰ったので、何とも濃厚な付き合い。30年も同じ学会にいると、同じ会社の人間よりも深くなっていくものである。
