K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

ECMの記事を整理(ECM1011〜ECM1020)

引き続きECMの記事を整理。

この10枚でほぼ1970年代のECMの概要が固まっている。1971年から1972年の録音。チック・コリアやキース・ジャレットのソロ、ホランドのベース・デュオ。

面白いのは、主役は欧州ではなく米国の奏者であるということ。ボボ・ステンソン、ヤン・ガルバレク、テリエ・リピダルらは独特の音を出しているが、発展途上の感がある。新進気鋭の米人奏者を欧州的な音処理で聴かせる、そんなレーベルだったのだ。