能登一ノ宮、気多大社へ行きたかった。出雲の国から海を伝って能登に上陸したという大国主命を祀る社。海に鳥居があり、神を迎えるその様子を感じたかった、というか。負傷した右脚のリハビリを兼ねて、自転車を漕ぐ。
まずは犀川を下り河口へ。このあたりの風景も最近は好きになってきた。久しぶりの運動だったので体が驚いている。慣らしていたのに、呼吸が荒いのには驚いた。暫くすると、落ち着いたが。
そのあと幹線を伝って内灘の市街地へ。内灘高校の横から高速脇の自転車道へ。
途中、工事中で迂回路が内灘外れの高台へ。登るのが不満なんだけど、住宅街を抜けると里山の雰囲気。すっかり気に入り、休憩場所を決めている。海がちらちら見えている。ここで25km。
その高台を下ると、河北から宝達の海岸線。気温がさほど上がらず、気持ち良い。
高松の道の駅で37km。気多大社の方角はまだ霞んでいる。
なぎさドライブウェイはまだ閉鎖。
そして54kmの先に気多大社の海の鳥居。走行3時間、休憩2時間だった。ようやく、羽咋の手前で体が慣れてきた。
この鳥居からの参道には黒い家が並び美しい。能登に入った感が強い。
本殿に手を合わせる。背後の入らずの森と合わせ、強い気配がある。
羽咋の海から見える宝達山。遠い。
高松の道の駅に戻ったときには、午後3時。斜光のもと海が煌めいていた。ずっと綺麗だったな。
同じ道を辿って犀川河口へ。ここで98km。
帰途は体が楽で、自転車3時間、休憩1時間。とにかくシャリバテを予感しては食べる、そんな感じ。基礎代謝の2倍だしね。疲れた。