K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

John Zorn, Bill Laswell: The Cleansing (2022) ジャズの音を吹くゾーン

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John Zorn, Bill Laswell: The Cleansing (2022, Tzadik)
1. Brion Gysin
2. Aleister Crowley
3. Austin Osman Spare
4. William Burroughs
5. Alejandro Jodorowsky
6. The Cleansing
John Zorn(as), Bill Laswell(b)
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ジョン・ゾーンの新譜。珍しく新譜なのだけど、ビル・ラズウェルとのデュオなので聴きたくなった。作曲モノや集団即興モノ(いつだったか聴きに行ったが)よりは、サックスのソロを聴きたかった。

ラズウェルはスパー・ワン・パターンのベース弾きだけど、そこが何となく安心できる。案外邪魔にならずにセッションを盛り上げる偉い方、なのだ。

だから何を言いたかったか、というとゾーンのサックスを堪能できる予感で聴いてみたかった、ということ。

結論から云うと、ラズウェルのモヤっとした音響に包まれ、吹きまくったような演奏で満足。1980年代あたりの録音とさほど変わらぬ、お達者なゾーンを聴くことができ、楽しい。あのタッタッタッ、のような舌で撥ねる音も久しぶりに聴いた。

ジャズの音を吹くゾーン、であった。

boomkatでDL販売(FLAC)あり: