ボクがハタチ前後で死ぬほど(大袈裟)聴いた2枚が含まれる.Spiritual Nature とSong of Soilである.いずれも録音も素晴らしく,久しぶりに聴いても脳内に刻まれていることを再確認できた.あと渡辺貞夫のイベリアン・ワルツは入手しただけで,聴いていなかった.富樫,菊地参加作として「とりあえずの入手」だったので.これが,山本邦山,Gary Peacockとの銀界の原型だとは思わなかった.銀界のドラムは村上寛なのだけど,とても富樫的なアルバムでもある,と思っている.
また山下洋輔との兆に対するリアルタイムの「びっくり感」を大友良英が語っていて頷いてしまった.本当に共演するとは思っていなかったから.
2時間の間,富樫雅彦が公共放送で流れるのは,なんだか痛快.リアルタイムで作品を待ち構えていた時代が懐かしい.
曲目:
1. Charlie Mariano, 渡辺貞夫: Iberian Waltz (1967, Tact)より
Stone Garden Of Ryoanji (Charlie Mariano)
Charlie Mariano(as), 渡辺貞夫(as, fl), 菊地雅章(p), 原田長政(b)>, 富樫雅彦(ds)

2. 富樫雅彦: We Now Create(1969, Victor)より
Variations On A Theme Of "Feed-Back"(富樫雅彦)
富樫雅彦(ds, perc), 高木元輝(ts), 高柳昌行(g), 吉沢元治(b, cello)

3. 富樫雅彦: Spiritual Nature (1975, East Wind)より
Noving (富樫雅彦)
富樫雅彦(per, celesta),渡辺貞夫(fl, sopranino, as),鈴木重男(fl, as),中川昌三(fl),佐藤允彦(p, marimba, glockenspiel),翠川敬基(b, cello),池田芳夫(b),中山正治,豊住芳三郎,田中昇(per)

4. 富樫雅彦: Session In Paris, Vol. 1 "Song Of Soil"(1979, Paddle Wheel)より
June(富樫雅彦)
富樫雅彦(perc), Don Cherry(tp), Charlie Haden(b)
5. 富樫雅彦, 山下洋輔: 兆 (1975, Next wave)より
May green(富樫雅彦)
富樫雅彦(perc), 山下洋輔(p)
6. 富樫雅彦: Spiritual Moments (1981, Paddle Wheel)より
It's Freedom Life(富樫雅彦)
富樫雅彦(perc), Steve Lacy(ss), Kent Carter(b)
7. Wandering Fire(1988, Super Fuji)より
Wandering Fire
富樫雅彦(perc) ,高橋悠治(p)
8. 富樫雅彦 ,菊地雅章: Concerto(1991, Ninety-One)より
Little Eyes (富樫雅彦)
富樫雅彦(perc), 菊地雅章(p)
==>この盤は改めて完全盤がCD3枚で発売されている.
9. 富樫雅彦: Moment Aug,15 (1997, BAJ records)より
XI (富樫雅彦)
富樫雅彦(perc)
10. 富樫雅彦: Contrast(2002, EWE Records)より
Waltz Step (富樫雅彦)
富樫雅彦(perc) ,佐藤允彦(p)
少し昔話:
富樫・山下デュオのライヴが第一回のYOKOHAMA本牧ジャズ祭で行われたのは1981年.御茶ノ水DUでそのチラシを見つけて,聴きに行きたいと思ったのも懐かしい.大阪在住だったので難しかったのだけど.それがYOKOHAMA本牧ジャズ祭を知ったキッカケで,その後,実行委員会に入ったのも懐かしい.関係ないか,つい脱線.

追記:NHKのwebだけど,全角のアルファベットは気持ち悪いのでやめてほしい.本当に.