
桜狂い三連戦の中日:
一夜め:夜桜(犀川から浅野川)
二夜め:お客と宴席(これも犀川から浅野川)<== これです
三夜め:卯辰山+夜桜 (兼六園,犀川,笠舞)
一夜めの夜桜の興奮醒めぬうちに次はお客様と食事.仕事飯なんですが,旧知の楽しいお客様.お世話になった方なので気合いを入れて桜咲き乱れる犀川河畔の杉の井.二次会は川を二つ越えて東の茶屋街の照葉.実はそのあとてMさんと東山界隈で深夜にお会いしたのは別途(その2).
杉の井さんの前には大きな桜.犀川大橋と桜橋のあいだでは,これが一番立派.

杉の井さんは,落ち着いた門構え.しっとりと入るのです.といっても,いい年したオヤジ4人組なんですけどね.

店の入口は大切ですね.一つ一つの所作が違った世界へのプロトコル.

杉の井さん前の大きな桜が見える部屋は団体用の大広間.しかし,なかなかの心遣いで大広間横の小部屋で,お庭の桜を拝見し,抹茶を楽しませて頂きました.食事はお庭横の静かな部屋で.

乾杯は濁り酒で.春らしい酒肴で.


あとはまあ,みてくださいませ.骨董品(だそうです)も含めた器が楽しい食事なのでした.そうそう刺身には.昆布シメならぬ「桜シメ」.桜の葉の香りが,驚き.
また県外のお客なので蓮蒸しや治部煮もね.


漆器はいいなあ


お皿が風雅.こごみの緑が映える.






あとは果物と葛切り,という流れ.とても満足度が高い食事でありました.