K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

PCオーディオ用Mac miniのメモリ容量アップそして高分解能音源(Keith Jarrettのケルン)のこと

 基本的にはLPレコードの日々なのだけど、勿論、PCを用いたディジタルアーカイヴも維持していて、重宝に使っている。現在はMAC miniラックスマンのDA-200を接続し、山水の管球パワーアンプで鳴らしている。LPレコードよりもきついが、プリ・アンプを入れていないので、純度の高い美しい音だと思う。

 先日、退職されたかたからMacbook airを頂戴した。内蔵メモリが4GB。ボクが使っていた2GBのものより、とても快適。ウィンドウズを動かす仮想化ソフトもスムーズ。驚いてしまった。知識としてのメモリ容量の重要性は理解していたが、こんなに違うとは思わなかった。結構ハードディスクにスワップしていることを実感してしまった。そうなると、iTunes+Audirvanaで動かしているPCオーディオも4GBでは不十分ではないか、という疑念が生じてしまった。そもそもブラシボー効果の巣窟の音響議論である。気になるとイケナイ。

 そんな訳で早々に8GBにメモリ容量アップした。残念ながら、増量前後での音の比較は分からないのだけど、Audirvanaの動作はより円滑になり、スワップしているような動作はなくなった。ブラシボー効果かもしれないが、音の透明度が増したように思えたのは、まあ能天気なお話。

 そのときの音源はKeith Jarrettのケルン・コンサート。何回聴いてもよい。最近はもっぱら西独製LPレコードなのだけど、久々に96kHz,24bitの音を楽しんだ。まあ音の純度やダイナミックレンジは勿論、高分解能音源がいいのだけど、音の快適感はレコードかなあ。マスタリングからカッティングまでのプロセスに人の感性が介在する以上、テクノロジだけでは語れない何かがあるのだと思う。

 気がついたのだけど、日本から高分解能音源HDTracksのサイトをアクセスすると、検索機能が全く動かない。要は日本相手に販売できない音源が捕まえることができない。結局、高分解能で聴きたいと思う音源に対しGoogleで「音源名 HDtracks」のように検索をかけて、ピックアップするしか仕方がないようだ。