K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

近藤等則: Blue in Amsterdam (2018) どんなことを思い浮かべながら聴いている、のか

Amstrdam 

 1980年代のバンド、近藤IMAが復活という。懐かしい。はじめて1985年くらいかなあ、昭和記念公園で聴いたのが懐かしい。その頃の演奏が一番好きだ。

そのあたりのサイトを探っていたら、彼自身のレーベルからの直販サイトが。

 ほとんどがソロなんだけど、昔のIMAが2枚。1つは当時のCDからのセレクションなので、持っている。もう一つは川崎のクラブでのライヴでLDしかなかった。で、LDは持っている。あとChargedと同じ系統のアルバムが1つ。それがこの「Blue in Amsterdam」。

2004年にアムステルダムで吹き込まれたトラックの上に、2018年に電気トランペットを重ねている。IMAの頃から「伝統芸」の世界なのだけど、久方ぶりに新譜を聴くと懐かしい気持ちになる。

1986年の本牧ジャズ祭(実行委員をやっていた)に近藤IMAを招聘したときに、ギャラが高い問題と直面。赤字時にボクが補填する約束で委員会で合意できたことを思い出した。結局、大丈夫だったが。当時、登戸の近藤宅に電話し、出演依頼をした。電話に出た女性の声が綺麗だったことと、近藤等則ぶっきらぼうな声が今も脳裏に残る。

そんなことを思い浮かべながら、聴いている。

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近藤等則: Blue in Amsterdam(2018, TK records)
1. Where am I ?
2. Crack of the Sky
3. Central Station to Dam Square
4. Free Mumbling
5. Playing here Alone
6. Shadow of Spirit
7. Spirit Flies
8. Stillness is my dear friend
近藤等則(elect-tp)
All the tracks were made by Channel K in Amsterdam, 2004
Electric trumpet was played in Noborito, Kawasaki-city, 2018