R+R=NOW: Collagically Speaking

R+R=NOW: Collagically Speaking(2018, Blue Note)
1. Change Of Tone 7:32
2 Awake To You 8:14
3 By Design 5:27
4. Resting Warrior 9:51
5. Needed You Still 6:09
6. Colors In The Dark 4:48
7. The Night In Question 7:41
8. Reflect Reprise 6:42
9. Her=Now 6:44
10. Respond 5:21
11 . Been On My Mind 4:49
Robert Glasper(p, keys), Christian Scott(tp), Terrace Martin (synth, vocoder), Taylor McFerrin (synth, beatbox), Derrick Hodge(b), Justin Tyson(ds)
Omari Hardwick, Terry Crews, Stalley, Amanda Seales, Amber Navran (vo)

----------------------------------------------------------------------------

何を今更の感なきにしもあらずだが、最近になって聴き出している。グラスパが今のジャズの切っ先、と云われると何だか「あ、はい」的な違和感があるのだけど、ポップな大衆音楽だと思えば最高品質、じゃないかと思う。すこぶる気持ちよい。

この感じって、1979年頃にハービー・ハンコックを聴いて感じたことと同じじゃないかな。ジャズにきこえないけど、気持ちいいよね、って感じで。その頃のハンコックも、今になるとジャズにきこえたりするから、先進的な耳を持ったセンセイ方はグラスパもジャズにきこえるのだろうね。

このアルバムを聴いて、真っ先にハンコックを思い出したのはヴォコダーの多用。これがとても効果的。グラスパのワンパターン「ポロン・ポロン」との相性が良い。クリスチャン・スコットのトランペットがジャズ丸出しでソロを取る、のもいいなあ。

 これレコードで聴くといいだろうなあ、と思いながらも、安価な盤が出るまで我慢かな。

コラージカリー・スピーキング

COLLAGICALLY SPEAKING [12 inch Analog]