結局、一番聴くピアニストはブレイ、だと思う。安易なラベル貼りを許さぬ、ブレイの音が晩年に至って完成した、と思っている。オーネットとの共演を経て、アヴァンな音を追求する1960年代のカッコいいブレイも、1950年代には折り目正しいバップ期の若手エリート。レコードデビューがミンガスのDebutレーベルで、ミンガスとブレイキーを従えている。すごい。今はOJCで簡単に手に入る。
今日、入着したのは10インチのDebut盤オリジナル、と思っていたのだけど、UKのVogue盤。間違えたような気もするが、この時期の欧州盤は好きなのでヨシ。
これでブレイのレコード蒐集から撤退かな。嬉しくも哀しいような。