K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

市川秀男: 明日への旅立ち(1976) 若さ、に溢れる


市川秀男: 明日への旅立ち(1976, TBM)
A1. 234~果てしなき緑の大地より~ 13:06
A2. 黄昏 05:25
B1. 鳥よ~翼を止めて-また、翔び立とう~ 07:03
B2. 明日への旅立ち 11:55
市川秀男(p, el-p, etc.)、福井五十雄(b, etc.)、山木秀男(ds, etc.)
Engineer: 神成芳彦
Producer: 藤井武
Recording:1976年6月27日、8月17日、 Epicurus Studio, Tokyo

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1970年代、勃興する日本のジャズの記録。若さ、に溢れている。市川秀男と福井五十雄は30代に入ったばかり、山木秀男は20代前半。プロデューサー、録音技師も30代だろう。実に若い。

だから演奏や録音の密度のようなものがとても濃く、その熱い記録を浴びるように聴く、そんな感覚。

タイトルからも感じるように、フォーク的な曲調にフリー的な味付けの演奏。そう、Facing youのキース・ジャレットに通じる感じ。ピアノも良く鳴っている。

録音は1960年代のRVG的なものよりもダイナミックレンジが広がり、アコウスティックな音が美しいのだけど、ECMのような過度の残響はない。実に明瞭。エッジが効いた、ってこんな感じの音かな。アナログ録音の円熟期を感じさせる。

入手したレコードはテスト・プレスでジャケットなし。兎に角、音が良いのには驚いた。

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明日への旅立ち

明日への旅立ち

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