K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Eric Dolphy at the Five Spot(古い日本盤のモノラル)聴き比べ

前回はRVG録音盤とAnalogue production盤の聴き比べを行った:

丸紺のRVG stereo盤とanalogue production(AP)のKevin Gray (KG)stereo盤を聴き比べる。 AP盤の方が微妙に高音が強くシンバルが鮮やか。僅差なのだけど、近年のスピーカーにはAP盤のほうが合うように思う。僅差だから、どっちでもいいかな。価格もAP盤と丸紺Stereoは似たようなもの。 Blue NoteのRVG盤ではピアノの音がくすんでいて、好みではない。だからKG盤でピアノがとても良くなる。 同じRVG盤でも、このPrestigeではピアノの音を抑えていない。マルのピアノがよく響き、大きな空間を作っている。だから、そこでのKG盤での差分が小さい。だから僅差、ということになる。 気になったのは、いずれも極端に分離したステレオ。モノラルが聴きたくなった。

PrestigeのRVG録音盤を聴き比べる(Eric Dolphyのfive spotをAnalogue production盤で) - K’s Jazz Days

RVGモノは丸紺でも高価なので,古い日本盤のモノラルを入手.いわゆるペラ・ジャケ.割とオリジナルに近い音が楽しめる盤が多い,らしい.

聴いてみると,やはり日本盤固有の「高音が削られた」丸まった音で凄く残念.マルのピアノの打音が駄目だねえ.音に鮮度がないよね.

 

ということで,RVG丸紺モノラル探しかなあ,やれやれ.

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写真は,ジャケット,レーベルともに

 

日本モノラル盤   Analogue products盤(スレレオ盤)

Prestige 2nd/60年代 (RVG刻印)      Prestige 70年代盤