K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Bill Evans, Jim Hall: Undercurrent (1962) EsotericのSACDを聴く

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EsotericのCD/SACD再生機を購入して,しばらくSACDが気になって仕方がない:

そんな頃に,EsotericからUndercurrentのSACDが発売.

やはり気になる.

かつてのキングレコードから発売されていた頃のレコードも,その後のCDも音がくすんでいて印象が悪い盤だった.しかし,UAのモノラル原盤でのピアノは美音だし,My Funny Valentineでのギターの鮮やかなカッティングには驚いてしまった:

嶋護氏の著書で,東芝の初期CDがオリジナルマスターに忠実なことを知り入手.その後のCDとは全く違う鮮度の高い音に驚いた:

割とこの音に追随するレコードの再発に驚いたりで,気がつくとボクのなかでreferenceの音源になっている.

ということでEsotericのSACDを聴いてみる.原盤や東芝初期盤の6曲に加え,その後のCDに収録されている別テイク4曲も入っているので楽しみにしていた.

ということで聴き比べ.結論からいうと,原盤の音の鮮度には敵わず,また東芝初期盤よりも「やや劣る」結果.悪い音ではない.バランスはとても良く聴きやすい.

このアルバムの問題は,原盤で顕著なのだけど,低音の唸り?がとても強いこと.これを抑えると,音の鮮度が落ちること.キングレコードのレコードやその後のCDも,これを強く抑えた故に音が死んでしまったようだ.

このEsotericのSACDでは,音の鮮度と低音の唸り?のトレードオフを行ったような感じで,ギターのカッティングのときに広がる音場が再現できていない.

バランスの良い美音であることは間違いないが.物足りなさ,が残った.