お茶の水駅前。この近辺にディスクユニオンが幾つか点在。ディスクユニオンとのつきあいも30年超え。ネット時代も生き残って欲しいなあ。
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この9月は出張が多い。東京方面が3回。となれば、過去30年の習性としてディスクユニオンに出かけて猟盤とあいなる。9月前半の2回の出張が終了し、お茶の水のディスクユニオンに2回、関内のディスクユニオンに1回出かけた。
真空管アンプ+MCカートリッジで弾みがついたLPレコードは43アルバム、CDは13アルバム、合計56アルバム。我ながらバカだと呆れる。といっても、購買平均単価700円くらいなので、費用的には大したことはではない。ネット時代で音楽の単価が随分下がっていることを実感している。これで当分は聴くモノが無くならない。聴き始めたクラシックのアルバムばかりで、実はジャズは1枚。
ジャズの入口はKeith Jarrettでジャズピアノ大好き,今でもジャズピアノが一番枚数が多い。クラシックも入口がピアノ。真空管アンプの美音と相まって魅了された。だから何となく30年前に歩んだ道をジャンルを変えた感じ。
クラシックの猟盤にあたっては、こんな感じで進めている。ジャズのときの猟盤とパターンは同じ。買った2枚に1枚は、何かしら心に引っかかるようなイメージ。
(1)好きなピアニストは安価な輸入盤LPがあれば無造作に掴む(Horowitz, Michelangeli, まれにArgerich)。
Horowits on TV
(2)お勉強CD(Great pianists of the 20th Centuryシリーズ)は好きなジャンル(20世紀の曲、東欧・ロシアの曲)があれば、知らないピアニストでも買って聴く。このあいだはStephan KovacevichのBartokとかStravinskyに魅了された。
Samson François
(3)好きなジャンル(20世紀の曲、東欧・ロシアの曲)については、知らない演奏者(といっても殆ど知らないのだけど)、作曲者でもテキトーに買ってみて、当たりを探索する。ジャケット買いに近いノリ。今回はPascal Rogé のFrancis Poulenc(1899-1963)は、録音も良くなかなか聴けた。
Pascal Rogé のFrancis Poulencのピアノ曲集(写真はCD,ボクはLPで)
(4)ピアノだけだと偏っているので、好きなジャンル(20世紀の曲、東欧・ロシアの曲)については、弦も買ってみる。
これはジャケット買い。20世紀にちょっと足りないが。
Itzhak Perman, Jorge Bolet, Juilliard Srring Q
Ernst Chausson(1855-1899): Concert for violin, piano and string quartet
という訳でジャズの聴き始めと同じような手探り猟盤を楽しんでいるのだ。