K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

ラックスマンのオーディオ用DA変換器:DA-200で聴いてみた


ボクは音楽ファンではあるけど、全くオーディオ・ファンではない。今までLPとかCDには随分お金を使ったのだけど、音響装置にはさっぱり使っていない。平成になったばかりの頃に買ったスピーカやレコードプレーヤーはまだ使っているし、真空管アンプMcIntosh(マッキントッシュ) C22,MC30は貰い物。最近はCDをiTunesでアーカイヴ化し、お気楽に聴いている。

昨年6月に真空管アンプを入れてから、その美音にとても惹かれている。それが引き金(だと思う)で,

(1)クラシック、特に現代ピアノ曲に強く関心が向いた、

(2)CDよりもLPレコードの音の良さに気持ちが向いた、

という訳で、クラシックのCD/LPが山のように集まってしまった。ジャズのLPもね。西独ECM盤で聴くキース・ジャレットのケルン・コンサートや、欧EMI盤で聴くミケランジェリのピアノ協奏曲とかに心奪われる日々なのである。

最近、とても衝撃的だったことは、iPOD(音はAppleロスレス)を真空管アンプにつないだ時の美音。LPに肉薄する美しさにまいってしまった。今までPCとアンプの間をつないでいたAirmac express + ONKYO SE-U55GX(オーディオプロセッサ)では音が聴けなくなってしまった。耳に膜が張っているような感じになったから。これには弱った。

そんな訳でPCオーディオの手入れを行うことにした。PC(MAC)からUSB接続のDA変換器としてラックスマンのDA-200(写真)を接続し、真空管アンプに接続。これだけではiPODに追いつかない!さらにiTunesよりも再生能力が高いと云われるAmarraというSWを導入してiPOD超え,といおうかLPレコード同等以上の音になった。とても気持ち良い。

このDA-200というDA変換器は優れモノで、プリ・アンプとしての機能を持っている。そこで、ついでに購入したのがパワー・アンプCrown D-45。値段はDA-200の半分程度と格安。スタジオ用機材なので再現性に優れるそうだ。真空管アンプを使ってからの電気代の高騰に弱っていたので、DA-200+D-45でステレオとして動作させれば、消費電力は随分少なくなる筈。早速聴いてみた。ボクの繊細じゃない耳にはマッキントッシュと僅差。アンプ以外は同じシステムなので、アンプの差はあまり見えなかった。という訳で、格安でそれなりの音を出すことができる驚きのアンプ。

これで当分は音響機器でお金を使うことはない(筈)。そんなに繊細な耳を持っていないので、大丈夫だと思うのだよね。

---------------------------

LPプレイヤー:Kenwood KP9010
DA変換器:ラックスマンDA-200
再生SW:iTunes+Amarra
スピーカー:ダイアトーンDS-97C(フロアタイプスピーカ)
系統1のアンプ
   プリ・アンプ:McIntosh C22
   メイン・アンプ:McIntosh MC30
系統2のアンプ
        プリ・アンプ:DA-200を利用
        メイン・アンプ:Crown D-45