原田さんのディスク紹介tweetで、ambient的な音が面白いことが多い。蠱惑の玉手箱のようなものなので、手が出やすい。 数え切れない(数えていないだけ)くらい、アルバムを入手した。今度は、
【本日の3枚】2019.1.10
— GEKKO SABOH ー 月光茶房 (@gekko_saboh) January 10, 2019
◎ pic.1: Brian Eno [ Ambient 1 (Music for Airports) ] (EG/Polydor,1978)
◎ pic.2: Mari Sekine (関根真理) [ Beginning ] (EM Records, 2018) CD
◎ pic.3: Steve Roden [ A Big Circle Drawn with Little Hands ] (ini.itu, 2012) pic.twitter.com/nX51gN0VhW
で、Brian Enoは入手済みなので、関根真理を聴いてみる。レコードが出るみたいだけど、ぐっと堪えて安価なDL音源:
まさに高田みどりの音のような純度の高さ、と相反するナナ・ヴァスコンセロスの猥雑さが混ざったような、それでいて21世紀のグルーヴのような鼓動もあって面白い。
(サイトの惹句をみたら「ナナ・ヴァスコンセロスmeets高田みどり」だったので、笑ってしまった。)
確かに「ナナ・ヴァスコンセロスmeets高田みどり」なのだけど、それは楽器の音色と現代音楽的な曲調。ビートの流れと、それに纏わり付く音の色彩の揺らぎは、20世紀の現代音楽でもブラジル音楽でもない、21世紀の何か、を投影しているように聴こえる。
残念なのは10分の1曲のみ。もっと聴きたい。もう1曲はLena WillikensによるRemix。ビートが効いている。