なかなかライヴにも行けなかったが、やっと解禁。
嬉しいことに渋谷毅と平田王子のデュオ。梅雨の合間の、カラッと晴れた夜にぴったりの音楽だった。今回、半分くらいジョビンの曲。あの照りがあるピアノの音で聴くジョビン、最高だったなあ。ギターのキレも良く、心地よさは最高。平賀さんも眼を閉じているのか、眠っているのか、心地よさをシャアしている感じ。
前回聴いたときと比べて、全く違ったのは、奏者2人と聴き手の距離の近さ。なんだか友人二人が酔っ払いながら楽器を奏でる、その場に居合わせたような、不思議な近しさに包まれた。そして、その感覚は時間とともに強まって、なんとも不思議な夜になった。渋谷さんの焼酎も進んでいたしね。
渋谷さんを見下ろす浅川マキ(最近のUK盤)のジャケット。セット間の休憩時間に、渋谷さんが手に取っていた。