K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Jeff Palmer: Ease On (1992) ちょっと緩い感じのブライス、クロンビーに惹かれる1枚

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Jeff Palmer, John Abercrombie, Arthur Blythe, Victor Lewis – Ease On (1992, AudioQuest Music)
A1. Good News 9:12
A2. Ease On 9:59
B1. Side View 8:51
B2. Blues On The Corner 7:53
C1. Modal Scallopini 8:12
C2. Mid Move 7:42
D. Gas Mask 9:09

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購入したてのホヤホヤ。リーダーのパルマーは知らない奏者なんだけど、ブライス、クロンビー、ルイスだったら悪くなかろう、との判断。

それにコレ、1992年の時期外れのレコード盤。重量盤であり、またDavid Baker録音。アナログ録音で、ライヴを2トラックへの一発取り。1970年代後半の良質なアナログ録音の延長だろうな、と期待。AMPEXの録音機にAMPEXのテープ。ケーブルはAudioQuest製 、そうこのレーベルはケーブル屋なんだ。

という訳で、音、録音はばっちり。繊細さ、よりはむしろエネルギーが満ち溢れた1970年代のアナログ録音の世界。そこでのブライス、クロンビーのソロは分厚くてスコブル美味しい。ドラムはやや引っ込んでいるが、バランスはとても良い。

知らなかったリーダー、パルマーも薄味なオルガンなんだけど、悪くはない。

ちょっと緩い感じのブライス、クロンビーに惹かれる1枚(というか2枚かな)。

 

 

Ease on [12 inch Analog]

Ease on [12 inch Analog]