K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

2015-1-31に届いた音源

上の写真はドイツの通販業者から届いたもの。ECM1005のベイリー。あとは1300番台のnew series. あとはamazonからのCD。左はサンディエゴの友人のクルマのなかで聴いて手配。右は黒田さん。たまたま新Blue Noteのアレ系だった。(1980年代以降のBlue Noteは新…

やはり山をみていたい

時差調整に困りながら不規則な睡眠を繰り返し、 朝を迎えた。 焦点がぼやけたような雲が広がっていた。 暫くすると、その奥に山嶺が白く光っているのが見えた。 こんな朝をいつまでも過ごしていたい、と思う。 冬の気分はいつもそんな感じ。

戻ってきた

戻ってきた、金沢に。小松に降り立った瞬間から、喉に湿気を感じ、とても楽になる。 時差に翻弄される夜が明けた頃、曖昧な空の向こうに山が見え、ほっとした気持になった。

今夜届いたECMレコード

完全に補助記憶的ブログの活用。渡米前に注文していたレコードが3枚届いた。 ジスモンチのLPレコードはなかなか店頭で見かけないので、通販で見かけたら手を出す。あともう一枚確保しているので、LPは揃ったかなあ。 ラルフ・タウナーは日本盤を持っていた…

Toninho Ferragutti: O Sorriso Da Manu (2014) 成田のラウンジで聴きながら、

最近は南米音楽のアタリが良い。SNSや特定のdistributor、ラティーナの雑誌をみながらyoutubeやsoundcloudで試聴して発注する訳だから手堅いのだけど。改めて21世紀的な消費行動だなあ、と思う。 サンフランシスコから成田への長いフライトで、時折、聴いて…

San Diegoの夜、そしてSan Franciscoの空港

San Diegoの夜は賑やか。GAS LAMPと名付けられた通りは、飲食店が並び、New Orleansほどの猥雑さはないものの、かつてのダウンタウンが持っていたであろう活気が戻っている。国に資金が循環しているような様子、言い換えると金余り、のような状況が透けて見…

San DiegoのJazz放送局KSDS再訪

日が暮れてから、友人と会った。 サン・ディエゴのFM放送局KSDSを再訪した(サイトはこちら)。ボクの昔の仕事仲間がDJをやっている。 週1回の放送なのだけど、選局がよくて、ときどき聴く。東海岸出身のおっさんなのだけど、ECM好きだったりして、面白い…

San Diego: Feel IT 旅先のレコード屋

旅先のレコード屋巡りは面白い。なんとなく土地の記憶が少しだけレコードに乗り移る感じ、本だってそう。 米国でいつも面白いなあと思うのは、嗜好の違い。ハープ・アルバートとか沢山あると、そう思うなあ。 サン・ディエゴのダウンタウンに1軒あるレコー…

南カルフォルニアの空

サンディエゴに着いた。ホテルに入ったのは日本時間で9時頃。自宅を出発したのは12時過ぎだから21時間の移動。金沢に引っ込んでから、世界が遠くなった。すっかり米国へ渡航する動機が低下している。面倒だ。でも、抜けるように青い空をみていると、ほっとす…

ECMのレコード蒐集加速中

内外のサイトを使って、効率よく(何が!)集めている、積り。1000番台、1100番台が20枚以下になってきた。これは今週とどいたもの。 ピアノのアルバム。キースのECMのLPは王手!、のつもりだけど、どうかな。あとはジョン・テイラーのアジムス、バイラーク…

1月9日のディスク・ユニオン Tokyo Jazz

備忘のメモ。1月9日の御茶ノ水での買い物。ECM1000番台のディレク・ベイリー、トーマス・スタンコが成果なんだけど、聴いてみると、なかなかでありました(半泣)。 この頃からECMのLP蒐集に気合が。 写真の写りが悪くてスミマセン。 1000円以下でチックの…

ECMのレコード蒐集のこと

ECM

ECMをレコードで集めようと思い出してから2年。1000番台から1200番台あたりまでの保有率がある水準を超えてから「全部」の欲が出てきた。現時点は一部の盤を除き高価なものはない。そんな時期かもしれない。ボクがジャズを聴きはじめた頃、完全に確立された…

いつだって山を見ている・窓から見える遠景・近景

素晴らしい夜明けだったので、暫し撮影に熱中してしまった。 これは医王山

Milton Nascimento : Minas (1975) 今朝はミナスを聴いていた

今、結構ロウレロイにはまっている。ECMだけではなくて。先日、彼の1stアルバムを聴いたのだけど、とても既視感(いた既聴感?)があり、やはり昔、はじめてミルトンを聴いた時と同じ質の愉悦のようなもので溢れた。 ジャズやロックなど米国由来の音のプラッ…

金沢・cowry coffeeの珈琲豆

先日、素晴らしい音空間を拝借した門脇君の店、cowry coffee。彼の珈琲を自宅で呑みたくなって、奮発してミル、ポットなど一揃えを入手。 今朝は自宅で仕事中。やっとゆっくりの時間を手にしたので、いれてみた。本当に美味しい。 実は練習用に別の豆で暫く…

音響装置について(ジャズ喫茶、のようなもの@cowry coffee)

記録として、メモ。 レコードプレイヤー:Kenwood KP9010 ・30年近く前から使っている。トーンアームの中の配線が切れたので、中古で買い直したもの。 カートリッジ:DENON DL-103 ・定番のMC。実はモノラルカートリッジも準備しようと思ったが。ステレオの…

ジャズ喫茶、のようなもの@cowry coffee (2014-1-17)

昨日は半日の間、cowry coffeeのアコウスティックな空間で響くTannoy Ardenをすっかり堪能することができた。真空管アンプは時間を経るほど柔らかくなって、仕舞い方の音の美しさ、といったら! それとボクの愛想が悪い(じゃなくて、人見知りあり)ために、…

ジャズ喫茶、のようなこと@cowry coffee

昨日、セットアップ。何枚かアルバム(ECM、TBM)を聴いたけど、暖まるにつれて良い音に。 今日は天候が悪そうで、店主の門脇君は売り上げを心配。そういうトコは彼もボクと同じ関西人なのだ。 ということなので、是非、お越しください。(珍しいですます調…

ジャズ喫茶、のようなこと@cowry coffee (1月17日)

金沢下辰巳にあるcowry coffeeは、木造のアコウスティックな空間にTannoy Ardenを置いていて、建物全体で響かせるような良さ、がある。決してジャズ喫茶ではなく、カフェではあるのだけど、店主の門脇君の選盤はアコウスティックな響きを愉しませるものが多…

新宿・ディスクユニオン・ジャズ館:ECM道、なのか?

昨日は仕事で東京へ。用務が終わって、知己と食事をする前に新宿へ。毎度、毎度の動き。 ECM道、なのか?と思うのだけど、1000番台があと十数枚となってきたので、気合いが入ってきた。 ECM1000台3枚。バートン2枚、はじめてみたDaunerのジャケット。1000…

D'angelo: Live at the Jazz Cafe London (1996) 今朝のクルマのなか

忙しい。昨日は能登の方まで往復200km以上の出張。始終ハンドルを握っていたような感覚。 今朝は東京へ。自宅から小松までの間、クルマのなかではコレを聴いていた。 とても具合が良く、良い意味で70年代のソウルを彷彿とさせるような、丁寧な音のつくり。そ…

或る朝の記録

こんなに長い時間、飽きもせずに空を眺めていたのは久しぶり。時々刻々と彩度を増す光、流れゆく雲、そして雲の奥行きが下方からの光で次第に浮かび上がる。光に暖かみがあり、普段は淡彩の光景に寒さを感じるのだけど、指先が冷たくなっていることを忘れた…

吉田サトシ:Memento (2014) 懐かしのフュージョン風

2年くらい前かなあ、五十嵐一生さんを金沢・もっきりやで聴いた(ここ)。彼の出身地の山中の同窓生が近所の呑み友達といった関係で、もっきりやの窓際でワイン呑んで騒いでいたのは我々(スミマセン)。 そのときは、ギター、ベースのうえでトランペットとい…

D'Angelo and the Vanguard: Black Messiah (2014) 黒い音楽、白い音楽

同じジャズを聴いているといっても、大括りで見ると、頭の中で黒い音楽と白い音楽の2つの分類があって、それぞれ全く違う関心・好奇心で聴いているように思える。黒い音楽、を聴くアタマでは身体的な躍動・肌にまとわりつくような、汗のような感触を愉しむ…

今日のお茶の水徘徊:ECM狂い

手持ちのECMのレコード盤を整理したら、コレクター意識が強まってきた。まずは、1000番台をやっつけよう、的な。そんな気持を察してか、1000番台の4枚を入手。特に難関と思っていた、デイヴ・ホランドとディレク・ベイリーのデュオを入手。さらにスタンコ…

冬の旅

朝5時に目覚ましを鳴らし、耳を澄ます。無音。強い風も、窓を叩く雪もないようで、ほっとした。 真っ暗な路を小松に向けて走る。クルマのライトの先には、時折、雪がちらついてはいたが。 北陸のモノクロームの夜明け。雲が切れ、飛行機の向こうから光が射…

ストックホルムでワルツを(金沢・シネモンド)

本当に久々に映画館に出かけて、映画を楽しんだ。ここ1年は忙しくて、そんな気持の余裕がなかった、ような気がする。映画館に来て、予告のフィルムを見ると、足繁く通いたくなるのだけど。 このモニカ・ゼタールンド、スウェーデンの女性ジャズ歌手、は何と…

Paul Bley, Gary Peacock, Barry Altschul: Virtuosi (1967) 新年早々

新年早々、街を歩いたときに連れて帰ったレコード。ブレイのIAI (Improvising Artists Inc.)って懐かしいなあ、と思った。昔、レコードを集めていた頃、よく見かけたのだけど、結局、1枚も買わなかったレーベル。ジャコ・パストリアスの事実上のデビューア…

Kenny Barron, Dave Holland: The Art of Conversation (2014) 素晴らしいデュオなのだけど

素晴らしいデュオなのだけど、.........という表現しか思い浮かばない。 二人ともとても好みの奏者。ケニー・バロンはこのあいだ金沢で聴いて、ベニー・ゴルソンのムード・テナーの伴奏に徹するのを聴いて涙、だったのだけど。それはともかく、彼は…

Vanessa Moreno e Fi Marostica: Vem Ver (2014) 柔らかい声とベースのデュオ

最近買うCDは南米音楽が多い。だから神楽坂の大洋レコードから定期的にメイルマガジンが届くのだけど、読むと聴きたいアルバムが増える難がある。すぐ手が出てしまう。このアルバムも、そんなことで入手。ジャケットの写真がとても良くて、音が想起できるよ…