K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Roger Muraro: Olivier Messiaen/The complete piano solo works (2016) ムラロのメシアンを聴きながらジャズのことを

ロジャー・ムラロのメシアン・ピアノ曲全集が出ていることを知ったのは随分前。艶っぽいラヴェルのピアノ全曲集に痺れたことがあったからだ。 早速聴きはじめているが、エマールのメシアン曲(先日の来日公演は聴きたかった)が透明度の高い精緻なガラス細工…

HORO records

HDP seriesHDP 1-2 Irio De Paula orchestra Casinha BrancaHDP 3-4 Sam Rivers trio Black Africa 1HDP 5-6 Sam Rivers trio Black Africa 2HDP 7-8 Ran Blake solo piano Open CityHDP 9-10 Max Roach quartet The LoadstarHDP 11-12 Michael Smith duo El…

Pharoah Sanders

40年近く前に聴いたTheresaのJourney to the oneで好きになったな。あとLive。このあたりがピークじゃないかな。

India Navigation

これはレーベル括り。上の写真の真ん中はわかりにくいがフリーマン。フリーマン5枚、マレイ3枚、ブライス2枚。学生の頃、リアルタイムのレーベルだったから、もっと買っておけば良かったと、今更ながら思っている。一部Whynotとシェアしている。

Jimmy Rushing: Rushing Lullabies (1959) エンターテイメントは美味しい

東京で買った安レコード。Columbia盤で、6eyeのモノラル。オリジナル盤が1000円くらい。Colunbia盤の音質の良さを考えると嬉しい。エリントンで唄っているラッシングの太くブルースっぽい唄が気に入った。近所のサボテンでブルースばかり聴かされているから…

Billy Harper

案外持っていなかった。デンオンシリーズの裏名盤「ソーラン節」あり。達者かなあ。

Gato Barbieri

40年前に高槻にあったジャズ喫茶(はじめてできた)で聴いたアルバムは何だったかなあ。パンパを駆けるようなイメージだったのだけど。最近、Flying Dutchmanのアルバムが良く出ている。

Steve Lacy, 高橋悠治, 小杉武久: Distant Voices (1975) 日常/非日常の音の境界を揺らぐ

1975年録音の日本盤を再発したもの。ボクはレコードで聴いている。非常に録音が良い。音空間に3人が配置され、対峙する様子、張り詰めた空気が生々しい。そして残響過多でない空間は、むしろ背後に漆黒の闇のようなものを感じさせ、3人の対話が流れ込んで…

Charles Tolliver

うーん、Paper manの再発と原盤を知らずに持っていた。

Duke Ellington: The Pianist (1966, 1970) 明澄な録音空間のエリントン

東京で見かけて入手。もう1970年代のレコードもヴィンテージ扱いになりつつあって、驚き。同時代感があるレコードだから、ボクもヴィンテージ世代か?(そんなイイモノではないが) 小編成でのエリントンのピアノの良さ、はcapitol盤で気がついた。モダン・…

John McLaughlin: Where Fortune Smiles (1969) 音の熱さが奏者間の摩擦のように感じられ

この頃の英国のジャズは面白い。ジョン・サーマンやimprovised musicへ出発するディレク・ベイリー、デイヴ・ホランド、ケニー・ホイラー、ジョン・テイラーなどなど。 このアルバムはドイツのベルガー以外は、UKオールスターズのアルバム。20年くらい前にCD…

Hannibal Marvin Peterson: Tribute (1979) A面が素晴らしかったが

大阪で買ったレコード。かなりいい。特にA面。チェロを全面に出して、音響的な色彩をつけたなかで、鋭いフレーズを勢いよく出し続ける。そのスピード感で十分満足できる。実に聴き応えがある。彼の体の中から途切れずにフレーズが湧き出る感じが素晴らしい。…

大阪での買い物

隙間時間のレコード屋。1枚目は日本制作のマーヴィン・ピーターソン。安レコではあるが、良かった。レイシーとウォルドロンのデュオ2枚組。モンクの曲中心。悪い訳ないだろうな。後はクローグとサーマンのアルバム。この時期のクローグのセンスって最高にい…

大阪城公園を走る

夜明け頃から大阪城公園を走った。あまり調子は良くないが、大分と戻りつつある。3周で10kmを走り終わって、もう少し走れる感覚が残った。久しぶりだ。

名古屋へ

昨日は東京から名古屋へ。それにしても天気が悪い。

迷いに迷って二回も訪問

東京一泊二日。所謂ゴールデンタイムががっつり仕事なので、東京到着の後と出発の前に自由時間がある。今回は東京到着後の1時間余り御茶ノ水のディスクユニオンへ。何枚かレコードを買ったのだけど、どうも気持ちを残した。twitterのtime lineでドン・チェ…

Jeff Parker: The Relatives (2005) ふっと感じさせる陰翳の深さ

旅先では、仕事をしながら、PCあるいはPADでspotifyを聴いている。アルバムを聴き終わると、適当な選曲をしてくれて、これが良かったりする。もうCD買うのは止めようか、と思いながらも止められないのだけど。 昨夜、夜半前にジェフ・パーカーの旧譜を聴いて…

皇居を走る

咲夜、寝落ちしただけに早朝に目覚め、6時からゆっくり朝食。その後、皇居の外周を走りに出た。 幸い曇天。気温もさほど高くない。今回は最短の5kmを二回走った。気持ち良し。 ホテル前 弁慶橋のボート乗り場。 宮城前 東京駅遠望。古は駅から宮城へ馬車か。…

東京へ

勤務先の用務で東京へ。拘束時間が長いので、あまり自由がきかない。 月光にもインカスにも行けない。ゆったりできないから。 夜9時前に解放されたので、湯島で一杯と思ったが、部屋で着替えているうちに寝落ち。残念。

Duke Ellington And His Orchestra: Ellington Jazz Party(1959) 打楽器のちょっとアヴァンギャルドな空気

富山で買った安レコードだけど、6eyeモノラル。大レーベルのコロンビアだから、まず音が悪い訳がない、ということで購入。discogsでみても1000円しない、それでオリジナル盤か、という代物。それだけ当時売れたのだ。 モノラルカートリッジで聴くと、強い音…

金沢・高砂:こんな感じが

昨日はJOE君(常務だからJOE)から連絡があって、高砂へ。オデン屋。最近、続けてオデン屋。 随分前にジャズを聴くメンバーで行って以来だから実に久しぶり。関東風の辛めの味。店の風情は昭和そのもので味がある。 夕食代わりに呑んで4000円台。最近高騰中…

The Art Ensemble Of Chicago: Bap-tizum (1972) AEOCとの縁の薄さ

AEOCには縁が薄い。1984年(だったか)来日のとき、当日券があると思って関内ホールに行ったが、売り切れの張り紙で呆然。生で聴き逃した。実は、その時点でレコードを聴いていない。いや「ラジオのように」での客演だけかな。 この手の音はライヴから入り、…

Junior Mance: Straight Ahead! (1964) 1000円ちょっとで得られる愉しみ

ジャングルで購入した安レコード。米でも安レコードのカテゴリーのようだ。1964年のステレオ・オリジナル盤。Capitolなので、ポップなんだろうなと思ってきいたら、たはり。ナット・キング・コールを擁する大レーベルだ。 奏者不明のベース、ドラムとのピア…

金沢・レコードジャングル:イケているが気になるのは

名古屋から帰って、駅近くのレコードジャングルへ。前回同様、かなり好みの在庫と価格状況。やはり良い。 ただ気になったのは、近年のレコード・ブームでの再発盤が増えたこと。シールド付きの綺麗な盤が多いが、手が出ない。録音の質が分からない。これが売…

出水後の渓流(2) 秋の朝

9/6の朝。 何回かの釣りで尺超えの岩魚を落としたり、切られたり。悔しい。台風の後、大水が収まったようなので、出勤前にささっと。 こんな枝沢を伝って谷底に降りる。 河原は大水の後で、随分と濡れている。濁りは収まり、水は随分と綺麗だ。夜明けの空も…

出水後の渓流へ(1)

9/2の釣行。その前の台風により、石川県の渓流にも大量の出水。 今夏、異常な暑さと渇水で沢もカラカラ。シーズンお仕舞いが迫っているが、足りない。 という訳でルアーをやるメンバーと、早朝から夕刻まで。疲れた。 途中、深い淵があり、高巻きも面倒そう…

自宅に届いた音源

これらは全て通販。ジーン・リーとラン・ブレイクのデュオが素晴らしいので、「まず」CDを注文。最初のRCA盤をBlue birdが残テイクを足して出したもの。その後、同じ音源の仏盤レコードを手頃な価格で発見。これって欧州盤でもいいんじゃないか、と思って注…

富山・セカンドビート:好きなレコード屋の条件

年に1回の用務で富山へ。仕事がはじまる前に好きなレコード屋へ。 好きなレコード屋の条件って、最低限の在庫があれば、やはり値付け。深く納得できる値付け、その観点で東京ではディスクユニオンに行くのだけど、この店も同じ。とても楽しい。 おおミシャ…

寺下誠: Ihatov (1996) 懐かしいLPレコードの音

溢れたレコ−ドを棚に押し込める途中で見つけた。いつ買ったか思い出せない。聴いてもいない。ありゃー、である。重複盤を買ったり、未聴盤だらけだったり、困ったものだ。ということで、早速聴いてみる。180gのLPレコード。 寺下誠を知ったのはグロスマンと…

Silvia Iriondo: Tierra sin mal (2009) 陰翳よりも淡い光を感じさせる

アギューレの新作と同時に購入。それにしても高価だ、両方とも。少しでも安価な中古盤を待っているうちに、日が過ぎた。 ボクにとって、アルゼンチン音楽の入り口はアギューレとイリオンド。ともにネオ・フォルクローレとされ、アコウスティックな音の美しさ…